LdapBaseFQDNプロパティはディレクトリ ユーザーおよびグループを含むディレクトリ オブジェクトのFQDNを指定します。これは、ユーザーおよびグループ オブジェクトの場所を探すための検索ベースを提供します。
このプロパティは廃止予定であり、LdapGroupBaseFQDNプロパティとLdapUserBaseFQDNプロパティが優先されます。
- LdapGroupBaseFQDNまたはLdapUserBaseFQDNのいずれかの値を設定した場合(推奨)、これらの値はLdapBaseFQDNの値を上書きします。
- LdapGroupBaseFQDNまたはLdapUserBaseFQDNのいずれかの値を設定していない場合は、LdapBaseFQDNの値が使用されます。
有効な設定値
- “”(デフォルト)、すなわち、検索ベースを指定しないプロパティ
- すべてのディレクトリ ユーザーおよびグループを含むオブジェクトのFQDN(非推奨)
編集ガイドライン
- LdapSystemFQDNはLDAPメカニズムにのみデフォルトで表示されます。KRB5またはSPNEGOでAuthorizationSupported = yesとなっている場合、メカニズムのTdgssUserConfigFile.xmlにLDAPSystemFQDNを追加して値を指定できます。TDGSS構成の変更を参照してください。
- プロパティがデフォルトの""に設定されていて、ディレクトリがActive Directory、ADAM、AD LDS、または未認証のLDAPv3準拠ディレクトリの場合は、次の操作を行なう必要があります。
- LDAP認証の場合のみ、LdapUserBaseFQDNを構成します。
- LDAP認証の場合は、LdapGroupBaseFQDNを構成します。
- このプロパティは、データベース ノードおよびUnityサーバー(使用する場合)上で編集します。 Unityのメカニズム プロパティ値の統合も参照してください。