ModeクラスはTDGSSがサポートしている暗号化モード タイプを定義します。保護品質(QOP)に示すMode属性値がこのリストに表示されていなければなりません。
Java暗号化拡張機能(JCE)を使用する場合、モード タイプはTDGSSがサポートしているモード タイプと一致していなければなりません。
モード タイプ | 説明 |
---|---|
NONE | 暗号化が有効になっていません |
CBC | 暗号ブロック連鎖 所定数のビットが1つのユニットまたはブロックとして暗号化され、ブロック全体に暗号鍵が適用されるブロック暗号化の利用モード。 |
CFB | 暗号フィードバック 平文値が暗号化され、一度に1つずつ転送されるブロック暗号の動作モード。 |
ECB | 電子コードブック 可能な平文のブロックごとに対応する暗号文の値が定義されるブロック暗号の動作モード。 14.0より前のTeradata Databaseリリースとの互換性のみ。 |
OFB | 出力フィードバック 複数の異なるブロック サイズの暗号化を許容する一方、暗号化ブロック関数の出力を暗号文ではなく、フィードバックにするブロック暗号化の利用モード。 14.0より前のTeradata Databaseリリースとの互換性のみ。 |
GCM | ガロア/カウンタ モード バイナリ ガロア フィールドに対してユニバーサル ハッシュを使用して、認証された暗号化を提供するブロック暗号の操作モード。 |
CCM | 暗号ブロック連鎖付きカウンタ - MAC カウンタ モード暗号化とCBC-MAC認証を組み合わせたブロック暗号の動作モード。 |
CTR | カウンタ モード ブロック暗号をストリーム暗号に変換するブロック暗号の動作モード。"カウンタ" の連続する値を暗号化することによって、次のキー ストリーム ブロックを生成します。 |
このサポートされているモードのリストは、異なる暗号化モードのセットをサポートするTDGSSの新しいリリースをインストールしない限り、変更されません。