保護品質(QOP)は以下に使用されるアルゴリズムの強度を決定します。
- Teradata Databaseとそのクライアントの間のネットワーク トラフィックを暗号化します(機密性)
- メッセージ データの転送中に変更を防止するチェック サムを計算します(保全性チェック)
システムは、以下のテーブルに示すように、クライアントのレガシーTeraGSSのバージョン(レガシーTeraGSSを参照)、適用されるセキュリティ ポリシー、およびクライアントが明示的に機密性または保全性を要求しているかどうかに応じて、QOPをセッションに適用します。ネットワーク セキュリティ ポリシーも参照してください。
Teradata Databaseリリース | QOPのポリシーの適用 | Teradataクライアント(レガシーTeraGSS)リリース | クライアント ログオンの結果 |
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14.10以降 | はい | 14.10 | システムは、適用可能なQOPポリシーとDEFAULT QOPを調べ、最も強いQOPを使用します。 |
いいえ | 14.0以降 | クライアントが機密性を要求している場合、システムはDEFAULT QOPを使用します。 DEFAULT QOPの初期設定はAES-K128ですが、別の暗号化強度に変更することができます。QOP設定オプションを参照してください。
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