Teradata Studioユーザー ガイドの使用
Teradata Studioは、ネイティブGUIアプリケーションの構築およびデプロイのために、Eclipse Rich Client Platform(RCP)上に構築されます。これは、Teradataでサポートされるデータベースに格納されたオブジェクトおよびデータにアクセスできるようにEclipse Data Tools Platform(DTP)を拡張します。
Teradata Studioは、Vantage(Teradata)、AsterおよびHadoopプラットフォームにわたって、管理、データ マネージメントと転送、およびSQLクエリー開発を統合することによってTeradata Unified Data Architecture(UDA)をサポートします。
データベース管理者、開発者、およびユーザーは、このガイドを使用して、データベース管理、外部データ アクセス、クエリー開発、および管理タスクを実施できます。
バージョン20.00.00.05以降、Teradata Studio/Studio ExpressはHadoopおよびAsterデータベースへの接続をサポートしていません。
このコンテンツを使用する目的
このガイドを使用することで、Teradata Studioユーザー インターフェイスの操作方法を習得し、その機能を理解して、次のようなタスクを実行できるようになります。
- データベース管理タスク
- SQLクエリーの開発および実行
- Analytics Database、Aster Database、およびHadoopファイル システム間でのデータ転送
- データ ラボ(サンドボックス)へのアクセスによる、新しいデータの調査、分析、およびデータ値理論のテスト
テーブル データ エディタでの作業により、Analytics Database DatabaseまたはAster Databaseに保存されているテーブル データを表示および編集できます。
Eclipseエラー メッセージを表示し、トラブルシューティングを実施できます。
このコンテンツの使用方法
データベース管理者は、このコンテンツを使用して以下を実行できます。
- データベース オブジェクトの作成、表示、変更、および管理
- 新しいデータベース ユーザーの作成
- データベースの権限と領域の管理
データベース ユーザーは、このコンテンツを使用して以下を実行できます。
- SQLクエリーの開発および実行
- Analytics Database、Aster Database、Hadoopファイル システム間でのデータ転送
データベース開発者は、このコンテンツを使用して、Oracle、IBM DB2、Microsoft SQL Serverなどのデータベース開発に焦点を絞ったメニュー、ツールバー、およびビューを起動できます。
使用を開始するときは
まずStudioの開始セクションで、Teradata Studioワークベンチ、視点、およびビューについて知ることができます。必要に応じて下記のセクションに進みます。
その他の関連コンテンツへの参照
- Studioをインストールするには、<TeradataStudio™およびStudio Expressインストール ガイド, B035-2037>を参照してください。
- 公開ロールおよびユーザーの被付与者のタイプに関連付けられる権限の詳細については、<Teradata Vantage™ - SQLデータ制御言語、B035-1149>を参照してください。
- トリガーのプロパティ、ロール、許可については、以下を参照してください。
- Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語 - 構文と例、B035-1144
- Teradata Vantage™ - SQLの基本、B035-1141