SLESシステムでは、データベース管理者はワークロードの最小の応答時間を指定でき、これによりTeradataはその時間が経過するまで要求の応答を保持します。最小の応答時間により、条件の変更にかかわらず一貫した結果が得られ、ユーザーにとって妥当な期待値を設定できるようになります。例えば、新しいシステムでは当初は応答が非常に速く、その新システムにより多くのユーザーとワークロードが移行するにつれて、応答は遅くなります。最小の応答時間の指定により、データベース管理者は妥当な期待値を始めから設定できます。
応答待機時間は、Teradata Viewpointワークロード管理ポートレットのワークロード詳細画面にある問合わせ応答を保持タブで、1~3,600秒の範囲で設定できます。このオプションは、戦術的なワークロードには適用されません。詳細については、<Teradata® Viewpointユーザー ガイド、B035-2206>を参照してください。