システムの制限 - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™- データベースの管理

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
dita:mapPath
ja-JP/upb1600054424724.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/wrg1590696035526.ditaval
dita:id
B035-1093
Product Category
Software
Teradata Vantage

以下のテーブルに示されているシステム仕様は、Teradata Vantage構成の全体に適用されるものです。

各種システム制限

パラメータ
データベース、ユーザー、ゾーンの組み合わせの最大数。 4.2 x 109
システム ライフタイム内のデータベース オブジェクトの最大数。

データベース オブジェクトとは、DBC.TVM内に定義が記録されるオブジェクトのことです。

DBC.TVMのIDはシステムで再利用されないため、特定のシステムのライフタイムを通じて作成可能なオブジェクトの最大数は1,073,741,824個ということになります。1分間に1個の新しいデータベース オブジェクトが作成されるとして、1,073,741,824個の固有IDを使用するには2,042年かかります。

1,073,741,824
テーブル ヘッダーの最大サイズ。 1 MB
テーブル ヘッダー キャッシュの最大サイズ。 8 x 106バイト
応答スプール行最大サイズ。
  • 大型シリンダー システムの場合、1 MB
  • 小型シリンダー システムの場合、64 KB
特定時点において1システムで指定可能な変更ログの最大数。 1,000,000
1つのリクエストにおいて、集約オンライン アーカイブ ロギング テーブル/データベース(あるいはその両方)に設定可能なロックの最大数。

1つのLOGGING ONLINE ARCHIVE ONリクエストについて設定可能なロック最大数は25,000で固定であり、これは変更できません。

25,000
構文解析リクエストで割り振られる64 KB構文解析ツリー セグメントの最大数。 12,000
1つのシステム構成でのノードの最大数。

vprocのタイプごとの制限のため、ノード数の多いシステムでは、1ノード当たりのvproc数が少なくなります。

1ノード当たりのvproc数が最大値になっているシステムでは、ノード数をその最大値に近付けることができません。

1,024
クエリー バンドの最大サイズ。 4,096 UNICODE文字

メッセージの制限

パラメータ
メッセージ当たりのCLIv2パーセルの最大数 256
最大リクエスト メッセージ サイズ(クライアントからデータベース) 7 MB

この制限は、クライアント システムとの間でやり取りされるメッセージ、および一部のVantage内部メッセージに適用されます。

最大応答メッセージ サイズ(データベースからクライアント) 16 MB
障害パーセル内のエラー メッセージ テキスト サイズの最大値 255バイト

ストレージの制限

パラメータ
データ容量の合計 ~ 12 TB/AMP
小シリンダの最小データ ブロック サイズ ~9KB

個の18 512バイト セクター

小シリンダのデフォルト データ ブロック サイズ ~127KB

個の254 512バイト セクター

小シリンダの最大データ ブロック サイズ ~256KB

個の512 512バイト セクター

大シリンダの最小データ ブロック サイズ ~21KB

個の42 512バイト セクター

大シリンダのデフォルト データ ブロック サイズ ~127KB

個の254 512バイト セクター

4KB位置合わせを使用しない大シリンダ システムの最大データ ブロック サイズ 1,023.5KB

2,047個のセクター

4KB位置合わせを使用する大シリンダ システムの最大データ ブロック サイズ 1,024KB

2,048個のセクター

1回のデータ ブロック マージでマージ可能なデータ ブロックの最大数 8
テーブルの最大マージ ブロックratioblockサイズ。 テーブルの最大複数行ブロック サイズの100%。

ゲートウェイおよびvprocの制限

パラメータ
PE当たりのセッションの最大数。 複数。

ゲートウェイは、ノードごとにその独自vprocで実行されるため、これは真です。詳細は、<Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ、B035-1102>を参照してください。

正確な数は、ゲートウェイがそれぞれ異なる複数のホスト グループに属しているかどうか、また、異なる複数のIPアドレスをリッスンするかどうかによって異なります。

ゲートウェイ当たりのセッションの最大数。 調整可能: 1 - 2,147,483,647。

最大値1,200で動作保証。

デフォルト値は600です。

詳細は、<Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ、B035-1102>を参照してください。

  30,720

これには、1つの構成について以下のタイプのvprocをすべて合計したものが含まれます。

  • AMP

    アクセス モジュール プロセッサvproc

  • GTW

    Gateway Control vproc

  • PE

    パーシング エンジンvproc

  • RSG

    リレー サービス ゲートウェイvproc

  • TVS

    Teradata Virtual

システム当たりのAMP vprocの最大数。 16,200
システム当たりのGTW vprocの最大数。

これは、Teradataサービス担当者が再構成できる厳格でない制限です。

1つのノード上のGTW vprocは、それぞれ異なるホスト グループでなければなりません。2つのGTW vprocが同じホスト グループのものである場合、それらは異なるノードになければなりません。

デフォルトでは、1ノードについて1個のGTW vprocであり、それらすべてが同じホスト グループに割り当てられます。
最大値は、以下のものに応じて異なります。
  • 各ノードに割り当てられているIPアドレスの数。
  • データベース内で構成されているホスト グループの数。

1つのノード上の各ゲートウェイは、同じノードの他のどのゲートウェイとも異なるホスト グループに割り当てられていなければならず、各ゲートウェイには、処理対象としてそれぞれ他と重複しないIPアドレス セットが割り当てられていることが必要です。

これは、システムのすべてのゲートウェイがそれぞれ異なるホスト グループに割り当てられていなければならないという意味ではありません。

つまり、同じノード上の各ゲートウェイを別のホスト グループに割り当てる必要があります。

異なるノード上のゲートウェイは、同じホスト グループに割り当てることができます。

システム当たりのPE vprocの最大数。

これは、Teradataサービス担当者が再構成できる厳格でない制限です。

2,048
システム当たりのTVSアロケータvprocの最大数。

これは、Teradataサービス担当者が再構成できる厳格でない制限です。

2,048
1ノード当たりの(任意の組み合わせの)vprocの最大数。 127
クラスタ当たりのAMP vprocの最大数。 8
1つのPEまたはAMP当たりの外部ルーチン保護モード プラットフォーム タスクの最大数。

これは、各システムのPE vprocとAMP vprocの合計の最大値から1を減算して得られる値であり(システムごとに少なくとも1つのPEがなければならないため)、それは16,384です。明らかに、これは実際的な構成ではありません。

有効な範囲は0以上20以下です。限界値は各プラットフォーム タイプにつきプラットフォーム タスクが20個です(両方合わせて20ではない)。詳細は、<Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ、B035-1102>を参照してください。

20
1つのPEまたはAMP当たりの外部ルーチン セキュア モード プラットフォーム タスクの最大数。

これは、各システムのPE vprocとAMP vprocの合計の最大値から1を減算して得られる値であり(システムごとに少なくとも1つのPEがなければならないため)、それは16,384です。明らかに、これは実際的な構成ではありません。

20
リクエスト制御ブロックのサイズ ~ 40バイト
AMP vprocごとのロック セグメントのデフォルト数。

これは、DBS制御でのNumLokSegsパラメータによって制御されます。

2
AMP vprocごとのロック セグメントの最大数。

これは、DBS制御でのNumLokSegsパラメータによって制御されます。

8
ロック セグメントのデフォルト サイズ。

これは、DBS制御でのLockLogSegmentSizeパラメータによって制御されます。

64 KB
ロック セグメントの最大サイズ。

これは、DBS制御でのLockLogSegmentSizeパラメータによって制御されます。

1 MB
AMPごとのロックのデフォルト数 3,200
AMPごとのロックの最大数 209.000
AMPごとのロック テーブルの最大サイズ。

AMPロック テーブル サイズは2 MBで固定であり、変更できません。

2 MB
PEごとのキュー テーブルFIFOランタイム キャッシュの最大サイズ。
  • 100キュー テーブル項目
  • 1 MB
PEごとに遅延状態となることが可能なSELECT AND CONSUMEリクエストの最大数。 24
1つのPEまたはAMP vprocについて、C/C++外部ルーチンの保護またはセキュア モード サーバーごとに必要となるプライベート ディスク スワップ領域の量。 256 KB
1つのノードについて、Java外部ルーチンの保護またはセキュア モード サーバーごとに必要となるプライベート ディスク スワップ領域の量。 30 MB

ハッシュ バケットの制限

パラメータ
システムごとのハッシュ バケットの数。

この値はユーザーにより選択可能です。

この数値は、システムごとにユーザーにより選択可能です。
選択肢として以下のものがあります。
  • 65,536
  • 1,048,576

バケット番号の範囲は0以上、システム最大値以下です。

ハッシュ バケットのサイズ サイズは、システム上のハッシュ バケットの数によって異なります。
  • システムのハッシュ バケットが65,536個なら、ハッシュ バケットのサイズは16ビットです。
  • システムのハッシュ バケットが1,048,576個なら、ハッシュ バケットのサイズは20ビットです。

ハッシュ バケットサイズのシステム デフォルトを設定するには、

DBS制御ユーティリティを使用します(詳細は<Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ、B035-1102>を参照)。

間隔ヒストグラムの制限

パラメータ
ハッシュ値の数。 4.2 x 109
インデックスまたは列セット ヒストグラムごとの間隔の最大数。

システム規模の間隔ヒストグラム最大数は、DBSコントロール レコードのMaxStatsIntervalパラメータ。

500
インデックスまたは列セット ヒストグラムごとの間隔のデフォルト数。 250
間隔ヒストグラムごとの等高間隔の最大数。 500