BTEQとTeradata PTは両方とも、Teradataへのデータのロードやテーブルの更新などの機能を実行できます。他に次のような類似点があります。
- 容量 – 両方とも、リクエスト当たり最大64 KB、アレイ サポートを使用した場合はリクエスト当たり最大1 MB送信できる。
- 機能 – 両方とも、複数のセッションをサポートし、DDLのロード、エクスポート、処理を実行し、コマンド ライン インターフェースの役目を果たすことができる。
次のテーブルで、BTEQとTeradata PTの主な違いについて説明します。
BTEQ | Teradata PT |
---|---|
クライアントCPUの消費量が少ない | クライアントCPUの消費量が多い |
すべてのレコードのロードや更新を実行するか、REPEATコマンドで指定したx個目のレコードの後で停止する。 | 選択した行のみのロードや更新も実行できる。 |
エラーの取り扱いは制限されている。 | エラーの取り扱いを実行し、エラー ログ テーブルを作成する。 |
チェックポイント リスタートなし。 | チェックポイント リスタート。 |
SERIALIZEオプションなし。 | SERIALIZEオプションにより、トランザクションの順序が正しいことを確認できる。 |
入力データの単一パスで複数のDML文を処理しない。 | 条件付き適用や複数適用を実行できる。 |
推奨事項:数百万行をロードするジョブの場合は、Teradata PTを使用してください。数百万行もロードしないが後に再使用するロード ジョブの場合は、両方とも考慮してください。どちらの方がパフォーマンスが高く、システム オーバーヘッドが少ないか調べてください。データの量が少ない場合、探索作業の場合、およびDDLの場合はBTEQを選択するのが適切です。