Control GDOエディタ(ctl)ユーティリティまたはデータベース ウィンドウ(DBW)内のデータベース コマンドを使用して、リソース使用情報のテーブルを有効にすることができます。
リソース使用情報のテーブルを有効にする前に、実行対象のリソース利用マクロが当てはまるテーブルを判別してください。詳細は、<Teradata Vantage™ - リソース利用マクロおよびテーブル、B035-1099>を参照してください。
ctl
ctlを使用して、さまざまな構成設定を行なえます。ctlのRSS画面を使用すると、リソース使用情報のデータのロギングの周期を指定できます。ctlを開始して設定値を変更することについて詳しくは、<Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ、B035-1102>中のctlを参照してください。
DBW
データベース ウィンドウを開始する方法については、<Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ、B035-1102>の「データベース ウィンドウ(xdbw)」を参照してください。
DBWからのRSSロギングの有効化
- Supvrウィンドウを開きます。
- 以下のデータベース コマンドを使用して、ノード ロギング頻度を設定します。
SET RESOURCE { LOGGING | LOG } number
numberは秒数です。
頻度がゼロの場合は、ロギング機能が無効になります。 - 以下のデータベース コマンドを使用して、ロギングを有効にするテーブルを指定します。
SET LOGTABLE { tablename | ALL } { ON | OFF }
この場合、tablenameはResUsage Xxxx.の接尾辞の部分です。例えば、DBC.ResUsageSpmaテーブルの場合、tablenameは"Spma"です。
テーブルのロギングを有効した後に、サマリー モードで行をロギングできます。
サマリー モードで行をロギングするには、RSSテーブル ロギングの有効化グループとRSSサマリー モードの有効化グループの両方で指定されているテーブルを有効にしなければなりません。 - [オプション]以下のコマンドを使用して、指定したテーブルでサマリー モードを有効にします。
SET SUMLOGTABLE tablename { ON | OFF }
テーブル ロギングの有効化とロギング頻度の設定に関する例
以下の例は、DBWでデータベース コマンドを使用して、テーブルのロギングを有効にし、ロギング頻度を設定する方法を示しています。ResUsageShstテーブルを有効にして、10分(600秒)間のロギング頻度を設定するとします。この場合、以下のように入力します。
set logtable shst on set resource log 600