ロギング オーバーヘッド - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™- データベースの管理

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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B035-1093
Product Category
Software
Teradata Vantage

ロギングを使用可にする前に、まず適切な分析に必要なデータ量とデートのソート方法を検討します。より多くの情報をロギングするほど、より多くのユーザーが追跡され、パフォーマンスのコストが大きくなり、ログの量も急速に増大します。一方、最小限のコストで意味のあるデータを取得するために、サマリーやしきい値制限を指定することができます。

以下のテーブルに、ユーザーおよびアカウントごとに発生するオーバーヘッドを説明した例を示します。

収集タイプ ロギングの単位 発生するオーバーヘッド ログの場所
デフォルト(オプションを指定しない) クエリー 各問合わせごとに1つのデフォルト行 DBQLogTbl
個別(問合わせがTHRESHOLD秒を超えて実行されたため) CPU制限とI/O制限を超えて実行された問合わせ 長く実行される各問合わせごとに1つのデフォルト行 DBQLSqlTbl、DBQLStepTbl、DBQLObjTbl、DBQLogTbl
SUMMARY間隔内に完了した問合わせ数 CPU制限とI/O制限以内で実行された問合わせ 問合わせカウントが>0の場合、各ロギング間隔ごと(10分ごと)に1行。

可能性のある最大値としては、セッション存続期間の10分ごとに4行。

DBQLSummaryTbl
ステップの処理の詳細 クエリー 生成される各ステップごとに1行 DBQLStepTbl
オブジェクトの詳細 クエリー 問合わせの解決に使用される各オブジェクトごとに1行 DBQLObjTbl
Explainの詳細 クエリー EXPLAINテキスト全体を取り込むのに必要な行数。

Explainテキストはフォーマットされません。Explainの詳細の収集はパフォーマンスに何らかの影響を及ぼします。

DBQLExplainTbl
SQLテキストの詳細 クエリー SQLリクエストのテキスト全体を取り込むのに必要な行数 DBQLSQLTbl
XML問合わせプランの詳細 クエリー XMLテキスト全体を取り込むのに必要な行数。XMLプランには、SQLリクエストやEXPLAINテキストなどが含まれます。
詳細については、<Teradata Vantage™- SQLリクエストおよびトランザクション処理、B035-1142>を参照してください。
DBQLXMLTbl
XMLロック ロギング 対象期間のロック XMLロック プランを取り込むのに必要な行数 DBQLXMLLOCKTbl