CSPを使用したTeradataクラッシュダンプのリスト - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™- データベースの管理

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
dita:mapPath
ja-JP/upb1600054424724.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/wrg1590696035526.ditaval
dita:id
B035-1093
Product Category
Software
Teradata Vantage

CSPユーティリティを使用して、ダンプ ディレクトリまたはDBC.Crashdumpsデータベースのビューをリストできます。

  • DBC.Crashdumpsデータベースに保存されている利用可能なクラッシュダンプをリストするには、次のCSPコマンドを使用します。
    # csp -mode list -source table
  • 利用可能なローPDEダンプをリストするには、次のCSPコマンドを使用します。
    # csp -mode list -source dump
    -sourceパラメータのデフォルトはダンプ ディレクトリになります。したがって、送信する
“csp -mode list”は“csp -mode list -source dump”に相当します。

出力には、次のテーブルに示すフィールドが表示されます。

最初の行には、出力がダンプ ディレクトリまたはデータベースからのものかどうかが表示されます。

csp: ローカル システム上のTeradata Databaseクラッシュダンプのダンプを検索しています

または

csp: ロー ダンプ ディレクトリのダンプを検索しています

CSPの出力列 説明
Sel クラッシュダンプのアスタリスクがこの行に対してリストされている場合、クラッシュダンプは、特定のリスト、保存、またはクリアの各操作の対象になるか、または選択可能になります。

アスタリスクがない場合、特定のリスト、保存、またはクリアの各操作の一部として含まれません。

ID (date-time-token) CSPによってクラッシュダンプに割り当てられた識別子。例えば、ID 2008/11/08-15:55:26-24は、クラッシュダンプが取得されたことを意味します。
  • 日付2008年11月8日
  • 時刻15:55:26
  • トークン24によって
Nodes クラッシュダンプ情報が収集されたノードの数。4つのノードのいずれかがダウンしている場合、そのノードは含まれません。
Event クラッシュの原因となったTDBMS/PDEイベント コード。
Instigator クラッシュダンプのトリガー。形式はvproc番号/パーティションID/タスクIDです。テーブルで取り上げる例:
  • vproc番号は16384
  • パーティションIDは0と11
  • クラッシュダンプをトリガーしたタスクIDは、11480、15160、28272、および 6418。
Status クラッシュダンプのステータス。クラッシュダンプが破損している、または不適切なソフトウェアのバージョンのものである場合、この列には“Required files are missing or corrupted(必要なファイルがないか、破損しています)”、または“Dump belongs to a different PDE version(ダンプは別のPDEバージョンのものです)”というレポートが表示されます。

フィールドが空白の場合、クラッシュダンプは使用可能で有効です。

特定の日付からすべてのダンプをリストするなどの条件でCSP結果を制約できます。

# csp -mode list 2008/09/09
csp: Searching for dumps in raw dump directory /var/opt/teradata/tddump
csp: 4 dumps found, 1 dump to process
csp: Sel   ID (date-time-token)   Nodes  Event  Instigator       Status
csp: ---  ----------------------  -----  -----  ---------------  ------
csp:  *   2008/09/09-17:03:13-02      1  10196  16384/0/(11480)
csp:      2008/08/14-11:35:58-01      1  10196  16384/0/(15160)
csp:      2008/07/11-14:41:58-01      1  10416  1/11/(28272)
csp:      2008/07/01-11:58:42-05      1  10196  16384/0/(6418)
#
2008年9月9日のダンプのみを検索するための日付制限であっても、listコマンドは、2008年8月14日、2008年7月11日、2008年7月1日など他の日のものを含むallダンプを返します。ただし、2008年9月9日の希望する日付基準からのクラッシュダンプには、Selフィールドにアスタリスクが付いており、これはコマンド条件に一致することを示しています。

ノードにアクセスできない(例えば、BYNETまたはPDEが実行されていないためにダウンしている)場合、CSPではそのノードのダンプ ディレクトリに接続できません。ローPDEダンプには起動されているノードが1つだけ報告されます。

# csp -mode list
csp: Searching for dumps in raw dump directory /var/opt/teradata/tddump
csp: 4 dumps found, 4 dumps to process
csp: Sel   ID (date-time-token)   Nodes  Event  Instigator       Status
csp: ---  ----------------------  -----  -----  ---------------  ------
csp:  *   2008/09/09-17:03:13-02      1  10196  16384/0/(11480)
csp:  *   2008/08/14-11:35:58-01      1  10196  16384/0/(15160)
csp:  *   2008/07/11-14:41:58-01      1  10416  1/11/(28272)
csp:  *   2008/07/01-11:58:42-05      1  10196  16384/0/(6418)
#