MultiLoadについて - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™- データベースの管理

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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B035-1093
Product Category
Software
Teradata Vantage

MultiLoadによって、データをクライアントからVantageシステムにアップロードできます。このユーティリティは複数のテーブルに対して同時に実行します。さらに、データを挿入、更新、および削除することもできます。

実行できるMultiLoadジョブの最大数は30です。デフォルト値は5です。また、Teradata Viewpointワークロード管理ポートレットを使用してスロットル ルールを定義することで、許容されるジョブの最大数を変更することもできます。デフォルトは5です(詳細については同時FastLoad、MultiLoad、FastExportジョブの最大数を参照)。

パフォーマンスを向上させるには、次のようにします。
  • 入力データの連結および再定義を最小限にする。
  • NUSIの数を制限する。
  • データ テーブルのPIを固有またはほぼ固有にする。
  • エラー テーブルの使用を最小限にする。
  • チェックポイントをとる頻度を高くし過ぎない。
  • セッションを多く使用し過ぎない。
MultiLoadは以下をサポートしません。
  • 集約演算子
  • 指数演算子
  • 算術演算子
  • データ ファイルの連結
  • 16進形式
  • NoPIテーブル
  • 外部キー
  • LOBのロード
  • 列パーティション テーブル

詳細については、<Teradata® MultiLoadリファレンス、B035-2409>を参照してください。

MultiLoadを使用する代わりに以下のステップを実行することもできます。

  1. NoPIなど、制約、トリガー、インデックスが定義されていないだけで、ターゲット テーブルとまったく同じステージング テーブルを作成します。
  2. 外部ソースからステージング テーブルにインポートします(例えば、FastloadやTeradata Parallel Data Pump Array INSERT演算子を使用)。
  3. [オプション]エラー ロギングが必要な場合、ターゲット テーブルについてエラー テーブルを作成します。
  4. ステージング テーブルをソースとして使用し、ターゲット テーブルへのMERGEを実行します。
  5. ステージング テーブルおよびエラー テーブルを削除します。

NoPIテーブル、またはTeradata Parallel Data Pump Array INSERT操作の詳細については、<Teradata Vantage™ - データベースの設計、B035-1094>を参照してください。

関連情報

詳細情報 参照先
MERGE
  • オレンジ ブック「Exploring the Benefits of Teradata 12.0 – ANSI MERGE Enhancements」
  • Teradata Vantage™ - SQLデータ操作言語、B035-1146
MERGE INTO Teradata Vantage™ - SQLデータ操作言語、B035-1146