セッション プールとは、TDP START POOLコマンドを介して同一のログオン列でVantageサーバーにログオンする、複数のセッションです。
セッション プールは、TDPトラステッドz/OSシステム演算子および許可されたTime Sharing Option (TSO)ユーザーのみによって作成できます。
通常のセッションとは異なり、プール セッションはそのプールを設定したときと同じログオン ストリングを使用してログオンを開始するアプリケーションに自動的に割り当てられます。プール内のすべてのセッションは特定のPEに割り当てられて、そのセッションが終了するまでそこにとどまります。
プールが設定されるとき、すべてのセッションは使用されていません。アプリケーションがセッション プールと同じストリングを持つログオン リクエストを出すと、そのアプリケーションにプールから使用可能なセッションが割り当てられます。
そのセッションには使用中のマークが付けられて、現在のアプリケーションがログオフするまで他のアプリケーションに再割当てできなくなります。セッション プールは、STOP POOLまたはLOGOFF POOLコマンドを使用してそれらをログオフさせるまで、ログオンの状態を保ちます。
セッション プールおよびTDPコマンドの詳細については、<Teradata® TDPリファレンス、B035-2416>を参照してください。