並列ノードの効率性は、それぞれのノードによってワークロードがどのくらい均等に分担されているかによって決まります。それぞれのノードが均等に利用されればされるほど、並列性の効率は上がります。
平均ノード使用率を最大ノード使用率で除算して並列ノードの効率性を計算すると、処理にスキューが生じているノードを識別することができます。
並列ノードの 効率性 | 結果 |
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ほぼ100% | ノードは連携して優れた機能を発揮しています。 |
100 %よりもかなり低い | ある期間、1~数台のノードが他のノードよりも高いワークロードで作業しています。 |
3回以上のサンプリング期間で60 %を下回る | 並列アーキテクチャの利点が活かされていません。 |
ノードの処理にスキューが生じるの原因としては、以下のものが考えられます。
- ノードが停止している
- TPAノードでVantage以外のアプリケーションが実行されている。
- ノードの性能がそれぞれ異なるため、ノードあたりのAMPの数のバランスが最適ではない共存システム
- 不良なAMPの効率性