Recovery Managerコマンド - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™- データベースの管理

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
dita:mapPath
ja-JP/upb1600054424724.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/wrg1590696035526.ditaval
dita:id
B035-1093
Product Category
Software
Teradata Vantage

LIST STATUSコマンドは、進行中の回復操作に関する情報が表示されます。プロセッサIDオプションは、特定の障害AMPに関する追加の詳細情報を提供します。

LIST LOCKSコマンドは、オンライン トランザクションの回復によって現在保持されているすべてのロックのリストを表示します。

LIST ROLLBACK TABLESコマンドは、現在システムでロールバックされているテーブルのリストを表示します。オンライン トランザクションの回復とシステムの回復を区別して、別個のリストが生成されます。CANCEL ROLLBACK ON TABLEコマンドを実行するため、このリストからテーブルIDを選択できます。'*'文字がテーブル名に続く場合、その名前はCANCEL ROLLBACK ON TABLEコマンドに指定できません。

LIST CANCEL ROLLBACK TABLESコマンドは、オンライン トランザクションの回復中にロールバック処理がキャンセル待ちになっているテーブルのリストを表示します。これらのテーブルは、テーブルに対応するすべてのジャーナル行がすべてのAMPでスキップされると、リストから削除されます。

DEFAULT PRIORITYコマンドは、回復の優先順位を低に設定し、再作成の優先順位を中に設定します。

CANCEL ROLLBACK ON TABLEコマンドは、オンライン ユーザーが要求したアボートのためまたはシステム回復中に、ロールバック処理を取り消すテーブルを指定するために使用されます。このコマンドを実行するには、DBCパスワードが必要です。複数のテーブルは、テーブルIDをカンマで区切って指定できます。

このコマンドを発行した後、ターゲット テーブルは使用できなくなります。これを使用可能にするには、テーブルを削除して再作成するか、アーカイブされたバックアップからテーブルを復元するか、DELETE ALL操作をそのテーブルで実行するしかありません。CANCEL ROLLBACKコマンドの使用は、ロールバックがテーブルの復元より時間がかかると思われる場合、またはそのテーブルが重要ではない場合(一時的なテーブルなど)に限る必要があります。READ OVERRIDEロッキング修飾子をターゲット テーブルで使用することによって、単一テーブルの取得操作をそのテーブルで実行できます。