使用可能な空きメモリの量が100MB (25,000ページ)を大きく下回ると、問題が発生することがあります。40MBの空きメモリは、最低許容量です。通常は、OSによって管理されるAMPあたりのメモリ容量を最低135 MBに設定することで、この問題を回避できます。使用可能な空きメモリの量を調整するために、以下のことを実行します。
- ctlを使用してFSGキャッシュのパーセントを下げることにより、空きメモリに利用できるメモリを増やす。システムでFSGキャッシュのために多くのメモリを取りすぎて、OSでそのメモリが使用されない場合、空きメモリは無駄になります。
- 再配置が頻繁に行なわれる期間に使用可能な空きメモリが100 MBを下回る場合(この章の後の部分で説明)は、DBS Control RecordのRedistBufSizeフィールドの値を小さくする(<Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ、B035-1102>の「RedistBufSize」を参照)。