DBQLルールは、次の2つの方法で確認できます。
- SHOW QUERY LOGGING文を使用して、指定したユーザー/アカウント/アプリケーションに使用されるルールを判断する。例えば、次のようになります。
SHOW QUERY LOGGING ON marketinguser;
- DBC.DBQLRules[V]ビューを使用して、 システムのすべてのDBQLルールを保存しているDBC.RuleTblの内容を表示する。
次のテーブルでは、実行するSHOW QUERY LOGGING文に基づいて、システムが確認するルールの種類を示します。ユーザー名またはアカウント文字列のみをリストする場合、SHOW QUERY LOGGING文はBest Fit Ruleを示します。
DBC.DBQLAccessMacroに対してEXECUTE権限を持つユーザーのみが、SHOW QUERY LOGGING文を実行することができます。
SHOW QUERY LOGGING文を実行する対象 | システムが表示する内容 |
---|---|
ALL | 適用する階層の最初のルール。すべて/すべてのアカウントのみを確認する。 |
user1 acct1 | 適用する階層の最初のルール。以下の順に確認する。
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user2 | 適用する階層の最初のルール。以下のみを確認する。
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all acct3 | acct 3でログオンするすべてのユーザーに適用されるルール階層(階層順)。システムは以下のみを確認する。
|
APPLNAME='xxx' | APPLNAME='xxx'は、適用される唯一のAPPLNAMEルールです。 |
DBC.DBQLRules[V]ビューはDBQLRuleTblテーブルの内容を表示し、システムで適用されるルールを示します。DBC.DBQLRules[V]に対するSELECT権限を持つユーザーのみが、このビューにアクセスできます。Teradataセキュア ゾーンにより構成されたTeradataシステムでは、一部のデータ ディクショナリ ビューへのアクセスはゾーンによって制約されます。DBQLRules[V]はゾーンによって制約されます。詳細については、<Teradata Vantage™ - データ ディクショナリ、B035-1092>を参照してください。
DBQLRules[V]ビューに対してSELECTを使用すると、現在有効なルールが表示されます。ユーザー名やアカウント文字列(存在する場合)、またはその両方を使って、応答を修飾することもできます。例えば、次のようになります。
SELECT * FROM DBC.DBQLRULESV WHERE ACCOUNTSTRING='$L00Test&D&H';