- 入金相殺課金(公平な費用割り振りのため)
- 容量計画(ニーズを予想するため)
- リソース管理(CPUとI/Oの利用状況を識別するため)
セッションの動作を識別、分析し、リソース制御を適用する詳細な方法については、データベース リソースの管理: 操作DBAを参照してください。
入金相殺課金
リソースの使用に対して、ユーザーに課金することが必要な場合があります。入金相殺課金により、すべてのユーザーにわたるシステム リソースの客観的な費用割り振りが可能になります。
アカウント文字列を使用すると、リソース使用量をアカウントIDごとに要約できます。システム テーブルDBC.Acctgは、セッションによって消費されるCPU (秒単位)および入出力リソースを追跡します。入出力リソースは、指定ユーザーまたはアカウントによって生成されたAMPからディスクへの読み取りおよび書き込み操作の数を追跡し、セッションと関連付けられた現在のアカウントに対して課金します。
DBC.Acctgの内容の集約にアクセスするためには、DBC.AMPUsageビューを使用します。
リソース利用状況カウンターのリセット
システム管理者はDBC.Acctg内のCPU利用状況に関する情報を使用して、毎月ユーザーに課金できます。月初めのたびに、システム管理者はClearAccountingを実行し、リソース利用状況カウンターをリセットしてゼロに戻します。
EXEC DBC.ClearAccounting;
容量計画
成長に対応するために必要とされるリソースを計画するためには、現在のワークロードがどの程度システムに影響を与えているかを知る必要があります。現在のワークロードの影響を査定するために、リソースの利用に関する情報を収集して分析することができます。
リソースの利用に関する情報の収集と分析は、データ分析の1つの要素です。もう1つの要素は、時系列的使用統計の収集です。アカウンティング機能は、現在のワークロードに対するアクティビティを判別するのに使用できます。これは、将来のニーズを予想するのに役立ちます。新しいシステムやデータベースに関する容量計画の詳細は、<Teradata Vantage™ - データベースの設計、B035-1094>を参照してください。
ワークロード管理
Viewpointのワークロード管理ポートレットを使用して、特定のシステム リソースを誰が取得するのかを制御しなければならない場合があります。詳細は、データベースのワークロードの管理を参照してください。