- 消費するCPU秒
- 生成される読み取り/書き込み(入出力)操作の数
DBC.AMPUsageは、DBC.Acctgテーブルを使用して、ユーザー名、アカウントID、およびAMPごとに集約された情報を提供します。テーブルへの更新は、各AMPステップに影響を受けるプロセッサごとに、それぞれのステップ実行時に定期的に行なわれます。(したがって、実行時間の長いステップがあると、AMPUsageの数値は連続的に1つずつ増加するのではなく、定期的に大幅に増加することになります。)カウンターがゼロにリセットされるまでの間、データは収集されて、テーブルにすでにあるデータに連続的に加算されていきます(リソース利用状況カウンターのリセットを参照)。
- システム リソース使用のアカウントに課金する。
- 一日単位だけでなく数時間単位で、ユーザーおよびアカウント文字列ごとに、どのリソースが使用されたかを判別する。
- 情報を要約して保管し、シフト、日、または週ごとに集める。
- どのセッションがパフォーマンス低下の原因になったかを判断する(DBQLデータで詳細分析を実行可能)。
- 拡張を計画するときの容量ニーズを引き出す。
DBC.AmpUsageは、問合わせの解析のアクティビティ、または問合わせごとの処理のアクティビティを記録しません。
問合わせのロギングを使用することで、問合わせテキスト、ステップ情報、および経過した処理時間を取り込み、ログオン文字列にたくさんのユーザーIDおよびアカウントIDを用意していないSQL生成プロダクトによって実行依頼される問合わせを区別できます。データ キャプチャ オプションの指示および説明は、データベース問合わせロギングを使用した問合わせ動作の追跡: 操作DBAを参照してください。
最新のアクティビティをリアルタイムで調査するためには、Teradata Viewpointを使用します。
例: CPU時間とユーザーによる入出力の合計
以下のSQL文は、ユーザーDBA01について、CPU時間および入出力の合計を要求します。
合計は、すべてのリソースの集約になります。
SELECT UserName (FORMAT 'X (16)') ,AccountName (FORMAT 'X (12)') ,SUM (CpuTime) ,SUM (DiskIO) FROM DBC.AMPUsage WHERE UserName = 'DBA01' GROUP BY 1, 2 ORDER BY 3 DESC ;
この例では、AMPUsageは次の行を返します。
UserName AccountName SUM (CpuTime) SUM (DiskIO) -------- -------------- ------------- ------------ DBA01 $M2$ABCD&D&H 6,336.76 505,636 DBA01 $M2$EFGH&D&H 4,387.14 303,733 DBA01 $M2$IJKL&D&H 1.28 166
これらやすべてのシステム ビューの詳細については、<Teradata Vantage™ - データ ディクショナリ、B035-1092>を参照してください。DBC.AMPUsageおよび他のビューを使用して問題を検出し、パフォーマンスを改善する方法についての詳細は、PEとAMP性能へのASEの影響を参照してください。