この例では、SELECT文は、各AMPに割り当てられたCurrentPermの数値(平均、最小、および最大)をUserデータベースの各テーブルに表示することで、十分に分散されていないテーブルを探します。各テーブルは個別に報告され、名前の順に並べられます。
SELECT TableName (FORMAT 'X(20)'), MIN(CurrentPerm) AS "AMP Minimum", AVG(CurrentPerm) AS "AMP Average", MAX(CurrentPerm) AS "AMP Maximum" FROM DBC.TableSizeV WHERE DatabaseName = 'USER' GROUP BY TableName ORDER BY TableName; TableName AMP Minimum AMP Average AMP Maximum -------------------- ----------- ----------- ----------- employee_nupi_ondept 4,096 15,488 30,208 employee_upi_onempid 18,944 19,200 19,968
結果として、2つのテーブルが表示されます。 次の点に注意する必要があります。
- テーブルEmployee_upi_onempidは均等に分散されています。 CurrentPermは全vproc間でほぼ同じ(最小値と最大値が平均値に近い)です。 固定領域は、システム内のすべてのAMPに相対的に均等に分散されています。
- テーブルEmployee_nupi_ondeptは十分に分散されていません。 CurrentPermの数値は、異なるAMP上で最小4,096バイトから最大30,208バイトまでの範囲に分散しているため、平均との差異が大きいことが分かります。