DBQLパフォーマンス統計キャッシュ サイズの変更 - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™- データベースの管理

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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B035-1093
Product Category
Software
Teradata Vantage

AMPは、DBQLパフォーマンス統計(DPS)キャッシュと呼ばれるDBQLキャッシュを使用します。このキャッシュは、DBQLリクエストと、アクティブなリクエストのステップ データを保持します。

DPSキャッシュ サイズは、DBS制御パフォーマンス セクションのDBQL_AWTDPS_CacheMaximumフィールド37によって制御されます。DBQL_AWTDPS_CacheMaximumは、AMPごとのAMPワーカー タスク(AWT)DPSキャッシュをどこまで増やせるかを示す上限サイズを制限します。DPSキャッシュのデフォルト サイズは8192 KBです。

キャッシュ サイズの範囲は1024 KB~16384 KBです。キャッシュには、1024 KBあたり約2,500件のエントリが保持されます。キャッシュがいっぱいになると、DBQL AMPデータはキャプチャされなくなります。キャッシュ内の領域は動的に再利用されますが、データベースが再起動されるまでキャッシュのメモリは解放されません。推奨される範囲は4096 KB~10240 KBです。

DBQLデータ収集では、すべてのタイプのワークロードを処理するには、デフォルト値の8192が最適であるため、通常、これらの値を調整する必要はありません。

詳細については、<Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ、B035-1102>のDBQL_AWTDPS_CacheMaximumを参照してください。

DPSキャッシュ サイズを変更するには、次の手順を実行します。

  1. 例えば、DPSキャッシュ サイズを10240 KBに増やす場合は、パフォーマンス(p)フィールド37を変更します。
    dbscontrol m p 37 = 10240
  2. DBS制御レコードを書き込んで変更を反映します。
    write