SQLは、さまざまなデータ操作文に対して最適化ルーチンが作成する要求計画を分析するための強力な機能を提供します。この機能はクエリー キャプチャ機能と呼ばれ、これによってDBAは、SQL文COLLECT DEMOGRAPHICS、DUMP EXPLAIN、INSERT EXPLAIN、およびBEGIN QUERY CAPTURE(これらの文の詳細はTeradata Vantage™ - SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144を参照)を使用してアクセス計画情報を最適化ルーチンからキャプチャし、その後、キャプチャしたデータを標準SQL DML文を使用して分析できます。
キャプチャされたリクエスト計画はクエリー キャプチャ データベース(QCD)と呼ばれるリレーショナル データベースに格納されます。このデータベースはこの目的で作成できます。 QCDは、使用可能な固定ディスク領域から領域を取得するユーザー データベースです。 これは固定格納場所にある一式のシステム テーブルではありません。
QCFが活用される状況には以下の場合があります。
- 顧客からのリクエストに関するすべてのリクエスト計画を格納します。その後、リクエストをソフトウェア リリース、ハードウェア プラットフォーム、およびハードウェア構成の機能に応じて比較対照できます。
- 標準SQL DML文とサード パーティ製リクエスト管理ツールを使用して、キャプチャされたリクエスト ステップに関する独自の詳細な分析を生成できるように、データを提供します。