Teradataクラッシュダンプの処理 - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™- データベースの管理

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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B035-1093
Product Category
Software
Teradata Vantage

Teradataクラッシュダンプの制御設定を確認するには、ctlユーティリティのDebug画面を使用します。Debugフィールドの設定は、次のテーブルで説明するとおりです。

ctlフィールド名 目的
Save Dumps オフ このフィールドのデフォルト設定はオンになっていて、ダンプ ディレクトリからDBC.CrashdumpsデータベースにTeradataクラッシュダンプが直接自動的に送信されますが、このフィールドをオフにすることをお勧めします。

ベスト プラクティスとして、このフィールドをオフに設定します。システムによるクラッシュダンプの自動保存を許可すると、リソースが大量に使われることがあるからです。必要な場合は、CSPの-forceオプションを使用してクラッシュダンプを手動で保存できます。詳細については、手動でのTeradataクラッシュダンプのCrashdumpsデータベースへの保存または手動でのTeradata Crashdumpsのストリーム ファイルへの保存を参照してください。

Maximum Dumps 5 システムがダンプ ディレクトリに保存する、ノードごとのローPDEダンプの最大数を設定します。これには、スナップショット ダンプが含まれます。
  • 値が-1の場合、ダンプの数を制限するのは、ダンプ ディレクトリが格納されたディスクで使用できる領域だけです。 この設定はお勧めしません。
  • 値を0にすると、ダンプは保存されません。
  • デフォルトは5です。

最大値に達し、別のダンプが発生した場合は、最新のダンプはキャプチャされず、エラー メッセージがメッセージ ログに出力されます。

Snapshot Crash オフ スナップショット ダンプは、システムの再起動なしで回復可能なエラーに関する情報を記録します。

エラーを診断するため、このフィールドは必ずTeradataサービス担当者の指示に従って変更してください。