領域使用量に関するTeradata Viewpointアラートのセットアップ - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™- データベースの管理

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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B035-1093
Product Category
Software
Teradata Vantage

Teradata Viewpointを使用して、定期的に領域使用量を監視できます。また、ほとんどの領域に関する問題を見つけることができます。ただし、領域の問題がデータベース機能に深刻な影響を与える分野で少数のアラートをセットアップすることが役立つ場合もあります。

以下のテーブルには、一般的な領域使用量アラートのいくつかの例が示されています。

アラート セットアップ パラメータ アラートの発生に対する応答
クラッシュダンプ領域

クラッシュダンプ データベースは、クラッシュ時に発生する可能性のある大きなデータ ダンプを格納する十分の領域を必要とします。ダンプはシステム回復時に使用されます。

アラートのルール:
  • 唯一含めるデータベース=クラッシュダンプ
  • 現在の最大固定領域%>70
    クラッシュダンプは非常に大きくなるため、しきい値は低く設定します。

アラート アクション:

  • 電子メール
  • 5分間に2度は実行しない

重大度: 中

  • 固定領域をクラッシュダンプ データベースに追加します。
  • 不要なデータのクラッシュダンプ データベースを除去し、必要なデータを外部メディアにバックアップします。
DBC領域

ユーザーDBCには、すべてのシステム テーブルとログが含まれます。重要システム機能は、DBCが十分な領域を確保していることに依存しています。

他の重要システム機能を実行するシステム データベースDBCMNGRおよびSystemFEに対して同じアラート パラメータを設定できます。
アラートのルール:
  • 唯一含めるデータベース=DBC
  • 現在の最大固定領域%>80
    SystemFEの場合90%を使用

アラート アクション:

  • 電子メール
  • 5分間に2度は実行しない

重大度: 中

固定領域をデータベースに追加します。
データベースが重要な領域しきい値を超えた場合を識別する3つのアラートをセットアップします。
  • すべてのDBが90%
  • すべてのDBが95%
  • すべてのDBが97%
アラートのルール:
  • すべてのデータベース
  • 現在の最大PERM%
> パーセント

アラート アクション:

  • 電子メール(クリティカル アラートの場合はポケットベル)
  • 5分間に2度は実行しない

重大度: (以下のいずれか1つを関連アラートに適用)

  • 中(90%)
  • 高(95%)
  • 重大(97%)
固定領域の使用量が90%を超えたら、できるだけ早く追加の固定領域をデータベースに割り当てる必要があります。

「中」のアラートに対応する間もなく「高」または「重大」のアラート レベルがトリガーされる場合、データベースは非常に急速に増大しており、早急に領域を追加する必要があります。

どのテーブルがデータベースの固定領域を使用しているかを調査できます。