システム ユーティリティFerretを使用して領域の利用状況を参照することもできます。このユーティリティは、データベース コンソールから開始します。 システム レベルで領域の利用状況(固定、スプール、および一時)を表示するには、ShowSpaceコマンドを使用します。テーブルやサブテーブルのレベルで固定領域の割り当てを表示するには、ShowBlocksコマンドを使用します。
ShowBlocksコマンドは、DBC.TableSizeでは利用できないレベルの詳細情報を提供できます。例えば、ShowBlocksは"どのくらいの固定領域がセカンダリ インデックスに使用されますか?"という問いに答えることができます。ShowBlocksによりサブテーブルの領域情報も得られます。 一般的なブロック サイズにブロックの数を乗算すると、サブテーブルの領域の利用状況を判別できます。
Vantageには、情報を取得および表示する、Ferret SHOWコマンドに似た一連のファイル システム情報のマクロがあります。この情報が通常のデータベース テーブルに示されるため、これを簡単に共有および使用して、その先の処理を進めることができます。この情報を作成および表示するための権限も、標準のSQL GRANTやREVOKE権限文を使用して簡単に管理できます。これらのマクロの詳細については、<Teradata Vantage™ - SQL演算子およびユーザー定義関数、B035-1210>の「ファイル システム情報のマクロと関数」を参照してください。