必須属性および任意属性 - Parallel Transporter

Teradata Parallel Transporterリファレンス

Product
Parallel Transporter
Release Number
16.20
Published
2018年4月
Language
日本語
Last Update
2018-09-07
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B035-2436
Product Category
Teradata Tools and Utilities

FastExport OUTMOD Adapterオペレータの必須および任意の属性値を宣言するには、Teradata PTのDEFINE OPERATOR文で属性定義リスト構文を使用します。



使用場所:

FastExport OUTMOD Adapterオペレータの属性定義
構文要素 説明
FileName = 'fileName' ファイルの名前を指定します。UNIXシステムの場合は255バイトまでです。
Format = 'option' 読み取り対象ファイルの論理レコード形式を指定します。
  • 'Binary' = 2バイトの整数nに、nバイトのデータが続きます。 このデータ形式では、行が64KB (64260データ バイト)以下である必要があります。 In this format:

    データには接頭辞としてレコード長マーカーが付く。

    レコード長マーカーにはマーカー自体の長さは含まれない。

    レコード長は伝送データの一部ではない。

  • 'Binary4' = 4バイトの整数にnバイトのデータが続きます。 このデータ形式は、最大1MB (1000000データ バイト)のサイズの行をサポートします。 この形式では:

    データには接頭辞としてレコード長マーカーが付く。

    レコード長マーカーにはマーカー自体の長さは含まれない。

    レコード長は伝送データの一部ではない。

  • 'Delimited' = 各フィールドが区切り記号で分離されたテキスト形式。 Delimited形式を指定すると、任意のTextDelimiter属性を使用して区切り記号を指定できます。 デフォルトはパイプ文字( | )です。

    オペレータ属性の割り当て値が’Delimited’の場合、このオペレータに対して指定されたスキーマ内のすべての列は、VARCHARデータ型でなければなりません。 VARCHAR以外が指定されていると、エラーが発生します。

  • 'Formatted' = 先頭にはレコード長マーカーが、末尾にはレコード終了マーカーが付加されます。このデータ形式では、行が64KB(64260データ バイト)以下である必要があります。この形式では次のことに注意してください。

    レコード長マーカーにはマーカー自体の長さは含まれない。

    レコード長もレコード終了マーカーも伝送データの一部ではない。

  • 'Formatted4' = 先頭には4バイト レコード長マーカーが、末尾にはレコード終了マーカーが付加されます。 このデータ形式は、最大1MB (1000000データ バイト)のサイズの行をサポートします。 この形式では:

    レコード長マーカーにはマーカー自体の長さは含まれない。

    レコード長もレコード終了マーカーも伝送データの一部ではない。

  • 'Text' = レコード終了(EOR)マーカーによって分離される文字データ。 EORマーカーは、シングルバイトのラインフィード(X'0A')またはダブルバイトの復帰/ラインフィードのペア(X'0D0A')のいずれかで、最初のレコードで見つかった最初のEORマーカーで決まります。
  • 'Unformatted' = フォーマットされません。非初期化データは、レコードやフィールドの区切り記号がなく、指定のTeradata PTスキーマによって全体が記述されます。
IndicatorMode = 'mode' 各レコードの先頭に標識バイトを組み込むかどうかを指定する任意の属性。
  • 'Yes'(または'Y') = 標識モード データ
  • 'No'(または'N') = 非標識モード データ(デフォルト)
OpenMode = 'mode' 読み取り/書き込みアクセス モードを指定する任意の属性。
  • 'Write' = 書込み専用アクセス(デフォルト)
  • 'WriteAppend' = 既存ファイルに追加する書込み専用アクセス
OutmodName = 'moduleName' ロードするFastExport OUTMODルーチン名を指定する必須の属性。

OUTMODは、システム依存のライブラリ パスで定義されているディレクトリにあります。 "./"構文(例えば、./floutmod)が使用されている場合は、ジョブを実行するディレクトリを示します。

PrivateLogName = 'logName' Teradata PT Loggerによってパブリック ログ内部に保持されるログの名前を指定する任意の属性。 プライベート ログには、オペレータによる出力がすべて記録されます。

プライベート ログは、tlogviewコマンドを次のように使用すると表示できます。ここで、jobIdはTeradata PTのジョブ名を、privateLogNameはオペレータのPrivateLogName属性の値を示します。

tlogview -j jobid -f privatelogname

プライベート ログを指定しない場合、出力はすべてパブリック ログに格納されます。

tlogviewコマンドの詳細については、Teradata PTユーティリティのコマンドを参照してください。

TextDelimiter = 'c' 区切りレコード内のフィールドを分離する文字数を指定する任意の属性。

デフォルトはパイプ文字( | )です。

TraceLevel = 'level' オペレータの各インスタンスによってパブリック ログ(PrivateLogName属性で指定されている場合はプライベート ログ)に書き込まれる診断メッセージの種類を指定する任意の属性。 診断トレース機能は、ログ ファイルで詳細な情報を提供するため、問題の追跡や診断に役立ちます。

トレース レベルは次のとおりです。

  • 'None' = トレース機能を無効にします(デフォルト)。
  • 'Milestones' = 初期化、ファイルのオープンとクローズ、エラー状態などの主要イベントについてのみトレース機能を有効にします。
  • 'IO_Counts' = 主要イベントとI/Oカウントについてトレース機能を有効にします。
  • 'IO_Buffers' = 主要イベントとI/Oカウント、およびI/Oバッファについてトレース機能を有効にします。
  • 'All' = 主要イベントとI/Oカウント、バッファおよび関数エントリについてトレース機能を有効にします。

ログ ファイルの指定にPrivateLogFile属性を使用する場合、TraceLevel値のデフォルトは'Milestones'になります。

TraceLevel属性は、診断を支援するためにのみ指定します。 この属性によって得られる追加情報の量と種類は、ニーズの変化に合わせてリリースごとに変わります。