目的
各値間の差異の絶対値として定義された一連の値の中央値と、各グループのすべての値の中央値を返します。
MADは単一スレッド関数です。
この関数を呼び出すには、GROUP BY TIME句を使用します。詳細は、GROUP BY TIME句を参照してください。
構文
構文要素
- constant_multiplier
- Teradata Databaseリテラル数値定数。
- value_expression
- 中央値の絶対偏差を計算するリテラルまたは列式。
value_expressionは、関数によって得られたビュー列に対する参照にはできません。また、順序付き分析関数や集約関数を含めることはできません。
戻り値
この関数は、REALデータ型を返します。
結果の計算にはNULLは含められません。
使用上の注意
MADの計算のための式:
constant_multiplierを指定しない場合は、デフォルトとして1.4826が使用されます。
MADは、数値データに対してのみ有効です。