TD_SEQUENCED_SUMは3つの引数を持つテーブル関数です。関数に渡される引数は、WITHリクエスト修飾子を使用することにより派生するサブテーブルの指定された列であり、以下のようになります。
- 第1引数は、PERIOD列を含まない、1つ以上のグループ化列です。この引数は、各列がUDTの属性である、動的UDTとして指定する必要があります。詳細については、<Teradata Vantage™データ タイプおよびリテラル、B035-1143>の「NEW VARIANT_TYPE」を参照してください。
- 第2引数は、SUM()が要求される数値列です。すべての数値データ型がサポートされます。この引数は、列がUDTの属性である動的UDTとして指定する必要があります。
- 第3引数は、重複する、または条件を満たすPeriod値を検索するPERIOD列です。
テーブル関数への入力は、以下のようにグループ化列でハッシュ再分散され、グループ化列とPeriod値別にソートされる列である必要があります。
- グループ化列とPERIOD列が入力引数で指定されたものと同じ順序で含まれる、LOCAL ORDER BY句を指定する必要があります。ソート順序は昇順である必要があります。
- HASH BY句にグループ化列のうち少なくとも1つを含める必要があります。HASH BY句にはPERIOD列、またはグループ化列の一部ではない列を含めることはできません。
以下のように、出力列を指定するRETURNS句で関数を呼び出す必要があります。
- 出力列には、すべてのグループ化列を入力列と同じデータ型と順序で含める必要があります。
- 合計結果値を含めるための数値出力列を含める必要があります。この列のデータ型は、対応する入力列と同じデータ型である必要があります。オーバーフロー エラーの可能性を回避するために、CAST関数を使用して、入力列のデータ型をより大きな数値データ型に変換することができます。
- 入力PERIOD列と同じPeriodデータ型のPERIOD列。