標準入力ファイルは、SYSINファイルとしてユーザーが定義する入力ファイルです。 このファイルは、バッチ モードでBTEQを呼び出すと自動的に設定されます。 標準入力ファイルを指定しなかった場合には、端末またはワークステーションのキーボードから対話モードで入力ストリームを入力しなければなりません。
システム構成に応じて、BTEQを呼び出すときかTeradata Databaseにログオンする前のいずれかの時点で、標準入力ファイルを指定できます。
入力ファイルを指定するには、次のいずれかの方法を行ないます。
システムの種類 | 指定 |
---|---|
メインフレーム接続 | BTEQを呼び出す前に、BTEQのJCLプロシージャTDSBTEQか標準のJCLファイル内のDD文のいずれかを使用して、SYSINファイルとして入力ファイルを指定する。 |
ワークステーション接続* | BTEQを呼び出すときに<文字を使用して入力ファイルを指定する。 |
*Unicode入力ファイルを使用する場合は、-cおよび-eコマンドライン オプション、またはclispb.datファイルの"charset_id"値を使用することを強く推奨します。この設定を行なわない場合、BTEQは入力ファイルをUnicodeとして解釈し、これに従ってセッション文字セットを以下のように設定します。BTEQは、入力ファイルがUTF-16またはUTF-8 BOMのいずれであるかをチェックして、セッション文字セットを適切なUnicodeエンコードに自動的に変更します。UTF-16 BOMのエンディアン(16ビットの出力)の構文は、BTEQを実行しているマシンのエンディアンに一致している必要があります。BOMなしのUTF-16入力ファイルが使用されている場合、BTEQは最初の文字を検証して、セッション文字セットを自動的にUTF16に変更します。BOMなしのUTF-8入力ファイルの場合、BTEQはセッション文字セットを自動で変更しないことに注意してください。上記のいずれにも当てはまらない場合、BTEQは入力ファイルがUnicodeファイルではないことを検出し、デフォルトでセッション文字セットをASCIIに設定します。 |
標準入力ファイルの指定方法の詳細と指定例については、スクリプト、実行ファイル、マクロ、およびストアド プロシージャを参照してください。