リクエストがデータベースに影響を与えたり損傷させたりするリクエストでなかった場合には、アボート リクエストが失敗しても、その影響は軽微です。リクエストによってデータベースが損傷した場合には、以下のいずれかのオプションを使用して損傷を修正します。
- リクエストがトランザクションに埋め込まれていた場合には、通常のTeradata SQLリクエストとしてTeradata SQLのABORT文を実行することにより、そのトランザクションをアボートします。このアボート処理によって、埋め込まれたリクエストの実行結果(データベースの損傷)も取り消されます。
- リクエストがトランザクションに埋め込まれていなかった場合には、逆の作用をする新しいリクエストを送ることによって、データベースを損傷前の状態に復元します。