目的
この制御によって、ユーザーは、レポート フォーム出力の最大行数を指定できます。
構文
次のような場合に当てはまります。
- n
- ページの最大行数を指定します。
デフォルト値は55である。
有効な範囲は、1~2147483647です(ワークステーションの場合)。
有効な範囲は、1~2147483407です(メインフレームの場合)。
使用上の注意
PAGELENGTHコマンドを使用すると、様々なレポートまたは書式に合わせてページ長を調整することができます。
アスタリスク(*)を使用して、無制限の行数を持つ単一のページを表わすことができます。問合せを行なうたびに、問合せに対する結果セット全体を出力するのに必要な行数と同じ長さを持つページが1つ生成され、場合によってはヘッダー、フッター、列のタイトル、タイトルダッシュが追加されます。
出力に基づくレポートをフォーマットする際にPAGELENGTHの設定を有効にするには、FORMAT設定もONにする必要があります。
PAGELENGTHコマンドはTeradata SQLマクロで使用できます。
例1 – PAGELENGTH
次の例は、同じselect操作で、最大ページ長を67行に設定した場合と30行に設定した場合を示しています。
database workforce; .set defaults .set format on .heading "Pagelength 67" .footing "Bottom of Page” .set pagelength 67 select deptname ,deptno ,loc from department order by deptname ; .defaults .format on .heading "Pagelength 30" .footing "Bottom of Page” .pagelength 30 = 1 .format off .logoff .exit
BTEQの応答
最初のselect操作の結果は、次のように67行目にフッターがプリントされ、改ページされます。
*** Query completed. 5 rows found. 3 columns returned. Pagelength 67 DeptName DeptNo Loc -------------- ------ --- Administration 100 NYC Engineering 500 ATL Exec Office 300 NYC Manufacturing 600 CHI Marketing 700 NYC . . (BTEQ counts to line 67) . . Bottom of Page
2番目のselect操作の結果は、次のように30行目にフッターがプリントされ、改ページされます。
*** Query completed. 5 rows found. 3 columns returned. Pagelength 30 DeptName DeptNo Loc -------------- ------ --- Administration 100 NYC Engineering 500 ATL Exec Office 300 NYC Manufacturing 600 CHI Marketing 700 NYC . . (BTEQ counts to line 30) . . Bottom of Page
例2 – マクロによって出力されるPAGELENGTH
Teradata SQLマクロでは、例1のPAGELENGTHコマンドは次のようになります。
ECHO '.PAGELENGTH 67';
または
ECHO '.PAGELENGTH 30';