=コマンドは、反復させるリクエストの後に配置し、回数フィールドには、(直前の)リクエストを実行させる合計回数よりも1少ない回数を指定します。=コマンドの実行時点で、すでに1回リクエストが実行されているためです。
また、=コマンドは、誤った書式設定オプションで実行されてしまったSELECT文を再実行させるために、対話モードで使用されることがよくあります。 期待した書式で出力が返されなかったときに、BTEQのコマンドを実行して書式設定オプションを訂正し、次に=コマンドを実行すれば、正しく書式化された出力を得ることができます。
=コマンドのデフォルト値は1であり、この場合、直前のコマンドが1回だけ実行されます。
例:
.REPEAT 7 =6
次のスクリプトでは、前の例の更新処理をBTEQ =コマンドで行なっています。
.IMPORT data file=raiseemp using enumb (char(5)) update workforce.employee set salary=salary*1.07 where empno = :enumb; =1
REPEATコマンドを使うか=コマンドを使うかは、個人の好みです。 これら2つのコマンドは、回数フィールドの値とデフォルト値だけが異なります。
SELECT文以外の文が入っているリクエストに=コマンドを使用する場合は、注意してください。 データベースを変更するリクエストは繰り返さないでください。 (SELECT文は、データベースを変更しません。)