次のコマンドは、SQLリクエストの送信とその後データベースから返される応答およびデータに関する属性、モード、および手法を制御します。
BTEQコマンド | 関数 |
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AUTOKEYRETRIEVE | この制御によって、ユーザーは、後続のSQL挿入操作に対して、識別データに関連付けられているフィールドの値をデータベースが返すかどうかを指定できます。 |
COMPILE | SPLの入力ファイルを使用して、データベース内のSQLストアド プロシージャを定義(作成または置換)します。 |
DECIMALDIGITS | この制御によって、ユーザーは、非フィールド モード応答に対してその後に発行されるSQLリクエストに関連付けられている10進数に使用される精度を指定できます。この値によって、CLIシステム パラメータ ブロック(SPB)でmax_decimal_returnedに指定されている精度がオーバーライドされます。 |
ENCRYPTION | この制御によって、ユーザーは、リクエストと応答のフルストリーム暗号化をリクエストレベルで指定できます。この設定の初期値は、CLIのclispb.datファイルのdata_encryptionエントリの値に基づいています。 |
INDICATORMODE | この制御によって、ユーザーは、SQLデータ返却リクエストへの応答としてTeradata Databaseからデータ行を返すために標識モードを使用するように指定できます。データ形式には、NULL値を識別する識別子ビットのバイトが含まれます。 |
LARGEDATAMODE | この制御によって、ユーザーは、ラージ データ オブジェクト(LDO)取得に対してマルチパート標識応答モードが使用されるかどうかを指定できます。 |
PACK | この制御によって、ユーザーは、SQLリクエストのUSINGデータ バッファ内で送信できるインポート データ ファイルのレコードの最大数を指定できます。 |
RECORDLENGTH | この制御によって、ユーザーは、インポート、エクスポート、およびstdoutへの16進数のダンプ出力に対して、現在のセッション内で処理できるレコード(行)の最大長を指定できます。 |
RECORDMODE | この制御によって、ユーザーは、データを返すSQLリクエストに応じてデータベースからデータ行を返すためにレコード モードを使用するかどうかを指定できます。返される各行にはメタデータのない生データが含まれていて、そのデータはデータベースによって返されたものと同じ表現で、クライアント システムに適したバイト オーダーで表示されます。 |
RETRY | この制御によって、ユーザーは、特定のエラー条件の下で失敗したリクエストを再送信する必要があるかどうかを指定できます。 |
RETCANCEL | この制御によって、ユーザーは、RETLIMITコマンドで指定されている行数を超えた場合に、リクエストをキャンセルするかどうかを指定できます。 |
RETLIMIT | この制御によって、ユーザーは、SQL文への応答として端末に表示される、またはファイルに書き込まれる、行と列の最大数を指定できます。 |
SESSION SQLFLAG | この制御によって、ユーザーは、構文エラーに対する警告を、FIPS(Federal Information Processing Standards: 連邦情報処理標準)のANSI準拠に関する文書127-2および127-3に従って出力するかどうかを指定できます。 |
SESSION TRANSACTION | この制御によって、ユーザーは、トランザクションの境界が、Teradata SQLの意味またはANSI規格のいずれによって決まるのかを指定できます。 |
STATEMENTINDEPENDENCE | この制御によって、ユーザーは、マルチステートメント リクエスト全体を失敗させる代わりに、適切なステートメントレベルのエラーを独立した応答としてデータベースが返すかどうかを指定できます。 |