z/OSを使用してBTEQコマンドおよびTeradata SQL文を実行依頼する場合、以下の2通りの方法があります。
- 作成済みの入力ファイルを使用する
- JCL(ジョブ制御言語)プログラムで作成された入力ストリームの一部として実行する
サンプル プロシージャ
BTEQ z/OSを実行するためには、BTEQのJCLプロシージャTDSBTEQ(TERADATA.PROCLIBに格納されている)を使用します。
ジョブ カードの例
次に示すように、標準のz/OSのJCLカードを使用するには、BTEQジョブをTeradata Databaseに送ります。
//YNBTQ Job 1,'User Name',CLASS=B,Notify=YN, MSGCLASS=A,MSGLEVEL=(1,1) //BTEQ EXEC PGM=BTQMAIN //STEPLIB DD DSN=TERADATA.APPLOAD,DISP=SHR // DD DSN=TERADATA.TRLOAD,DISP=SHR //SYSPRINT DD SYSOUT=*,DCB=(LRECL=137) //SYSABEND DD SYSOUT=* //SYSTERM DD SYSOUT=* //SYSIN DD DATA,DLM=##
文 | 説明 |
---|---|
//YNBTQ Job 1,'User Name', CLASS=B,Notify=YN, MSGCLASS=A,MSGLEVEL=(1,1) |
ジョブを識別する。 |
//BTEQ EXEC PGM=BTQMAIN | BTEQプログラムを識別し、実行する。 |
//STEPLIB DD DSN=TERADATA.APPLOAD,DISP=SHR // DD DSN=TERADATA.TRLOAD,DISP=SHR |
BTEQが入っているクライアント ライブラリを識別する。 |
//SYSPRINT DD SYSOUT=*,DCB=(LRECL=137) | 出力ファイルを定義し、プリント処理を実行する。 |
//SYSABEND DD SYSOUT=* | メインフレーム接続システムに障害が発生した場合のダンプ ファイルを識別する。 (システムに障害が生じたときにダンプを取り込めるように、必ずSYSABENDまたはSYSDUMPカードを入れてください。) |
//SYSTERM DD SYSOUT=* | BTEQのERROROUTコマンドによって出力先が切り替えられる、エラー メッセージ用の標準エラー ファイルを識別する。 |
//SYSIN DD DATA,DLM=## | BTEQスクリプトが続く。 |
ファイルの終わりを示すために、//SYSIN DD*の代わりにDD DATA,DLM=##を使用する必要があります。*(アスタリスク)文字は、Teradata SQLの注釈標識として解釈されます。