目的
この制御によって、ユーザーは、後続のデータベース セッションでのクライアント応答バッファの初期サイズを指定できます。この値は、CLIのシステム パラメータ ブロック(SPB)のresp_buf_lenエントリで指定されているバッファ長をオーバーライドします。
構文
次のような場合に当てはまります。
- DEFAULT
- DEFAULTキーワードを使用すると、0を指定することと同じ結果になり、次の値が生成されます。
ワークステーション
CLI SPBデフォルト
メインフレーム
32767バイト
- 0
- 0を使用すると、DEFAULTを指定することと同じ結果になり、次の値が生成されます。
ワークステーション
CLI SPBデフォルト
メインフレーム
32767バイト
- MAX32
- MAX32を指定すると、次の値が生成されます。
ワークステーション
32731バイト
メインフレーム
32705バイト
- MAX64
- MAX64を指定すると、次の値が生成されます。
ワークステーション
65535バイト
メインフレーム
65473バイト
- MAX1MB
- MAX1MBを指定すると、次の値が生成されます。
ワークステーション
1048418バイト
メインフレーム
1048418バイト
- MAX16MB
- MAX16MBを指定すると、次の値が生成されます。
ワークステーション
16775168バイト
メインフレーム
16775168バイト
- 256..n
- 256からnまでの数値をバッファ長に指定できます。nは、BTEQのMAX16MBの値と同じです。
使用上の注意
このコマンドは、クライアント応答バッファの初期サイズを設定します。ただし、CLIで大きな応答の処理が必要な場合はバッファが自動的に増えます。MAX1MBを超えるSESSION RESPBUFLEN値を設定する場合は大量のメモリが最初に割り当てられるため、注意が必要です。また、特に複数のセッションが使用されている場合はメモリ消費が非常に大きくなる可能性があることにも注意してください。