目的
この制御によって、ユーザーは、後続のログオン用の新しいデフォルトのtdpidを指定できます。
元のデフォルトのtdpidは、CLIのシステム パラメータ ブロック(SPB)のdbcnameエントリで定義されています。新しいデフォルト値は、現在のBTEQ呼び出しに対してのみ保持されます。
構文
次のような場合に当てはまります。
ワークステーション接続システム
- tdpid
- Teradata DatabaseのネットワークIDを指定します。
1~258文字でなければなりません。
完全なインターネット名やIPv4またはIPv6アドレスを指定できます。 詳細は、IPv4およびIPv6ネットワーク アドレスの入力を参照してください。
TDPの値は、引用符なしの形式でも引用符付きの形式でも入力できます。
tdpid値の前にコメントを配置することができます。その際に、コメントと値をスペースで分離してもしなくても構いません。 ただし、tdpid値の後ろに配置されたコメントが受け入れられるのは、コメントとtdpidが最低でも1つのスペースで分離されている場合だけです。
メインフレーム接続システム
- tdpid
- Teradata Databaseの通信データを処理するTDPの識別子。
1~8文字でなければなりません。 数字と英字を使用することができます。 TDP...で始める必要があります。詳細については、<Teradata Tools and Utilities for IBM z/OSインストール ガイド、B035-3128>を参照してください。
使用上の注意
指定する名前は、システム管理者またはデータベース管理者によってすでに設定されているTDP識別子と一致する必要があります。
例1 – TDP
.SET TDP quad1
例2 – TDP
.SET TDP /* tdpid */ quad1.td.teradata.com
例3 – TDP
.SET TDP 111.222.333.444 /* IPv4 address */
例4 – TDP
.SET TDP 111.222.333.444:1025 -- IPv4 address with port
例5 – TDP
.SET TDP /* IPv6 address */ [2002:9941:abcd::cebf]
例6 – TDP
.SET TDP /* IPv6 address with port */ [2002:9941:abcd::cebf]:1025