目的
この制御によって、ユーザーは、z/OS BTEQ使用時にREPORT形式のエクスポート ファイルの最上部にある、追加の紙送り制御文字を抑制するかどうかを指定できます。
このコマンドは、ワークステーション接続システムでは使用できません。 このコマンドは、z/OSで処理タイプがDISP=(OLD,NEW,SHR)の場合のみ機能します。
構文
使用上の注意
EXPORTコマンドの一部として指定したEJECTまたはNOEJECTオプションは、エクスポートを実行する間、EXPORTEJECTコマンドの値よりも優先されます。
コマンドの使用法 | 結果 |
---|---|
EXPORTEJECTコマンドが指定されていない。 | デフォルト値はONになります。 |
EXPORTEJECTコマンドは使用されているが、ONまたはOFFオプションが指定されていない。 | BTEQがEXPORTEJECTをONに設定します。 |
例1 – EXPORTEJECT
次の例を使用すると、EXPORTEJECT設定をスクリプト レベルでOFFに設定し、EXPORTコマンドでEJECT/NOEJECTキーワードを使用しない場合、エクスポートしたファイルで追加の紙送り制御文字が抑制されます。
.SET EXPORTEJECT OFF; .EXPORT REPORT DDNAME=MYDD; SELECT date; .EXPORT RESET;
例2 – EXPORTEJECT
次の例を使用すると、EXPORTコマンドの"EJECT"キーワードがEXPORTEJECTコマンドの値を上書きするため、エクスポートしたファイルで追加の紙送り制御文字が生成されます。
.SET EXPORTEJECT ON; .EXPORT REPORT EJECT DDNAME=MYDD; SELECT date; .EXPORT RESET;