PAGEBREAK - Basic Teradata Query

Basic Teradata Queryリファレンス

Product
Basic Teradata Query
Release Number
16.20
Published
2018年4月
Language
日本語
Last Update
2019-07-03
dita:mapPath
ja-JP/moy1512703123963.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/moy1512703123963.ditaval
dita:id
B035-2414
Product Category
Teradata Tools and Utilities

目的

この制御によって、ユーザーは、指定した列で1つ以上の列の値が変更されるたびに、ページ取り出しを行なうかどうかを指定できます。

構文



次のような場合に当てはまります。

n
改ページが発生する列を示す番号を、左から右に順に並べたリスト。 複数の番号を指定する場合は、カンマ(推奨)または空白で区切る必要があります。

nの値の有効な範囲は、1~2048です。

使用上の注意

複数の列を指定した場合は、いずれかの内容が変わるたびに改ページされます。 整列(ソート)されていない列がPAGEBREAKの列指定に含まれている場合には、プリント行ごとに改ページされることがあります。

このコマンドをFOLDLINEコマンドと共に使用する場合には、FOLDLINEコマンドによって折り畳まれる最初の出力行で改ページが発生するように、改ページの列番号を指定する必要があります。例えば、次のようにします。

.SET PAGEBREAK ON 1;
.SET FOLDLINE ON 1, 2, 3;

PAGEBREAKコマンドの改ページの列が、折り畳まれる最初の出力行の列でない場合には、折り畳み行の残りの部分が分割されて次のページに出力されます。

PAGEBREAKコマンドを指定しない場合、値はデフォルトでOFFおよびALLになります。 PAGEBREAKコマンドは使用されているがONまたはOFFが指定されていない場合、BTEQはPAGEBREAKをON ALLに設定します。

出力に基づくレポートをフォーマットする際にPAGEBREAKの設定(ON)を有効にするには、FORMAT設定もONにする必要があります。

PAGEBREAK設定が影響するのはフィールド モードの出力のみです。レコード モード、標識モード、またはマルチパート標識モードの出力には影響しません。

PAGEBREAKコマンドはTeradata SQLマクロで使用できます。

インテリジェント端末でメインフレームBTEQを対話的に使用すると、改ページが生成されるたびに画面が消去されることもあります。

例1 – PAGEBREAK

列2の値が変わったときに新しいページを開始するためには、PAGEBREAKコマンドを次のように入れます。

database workforce;   
.set defaults   
.set format on    
.set pagebreak on 2    
.heading "Pagebreak on 2"    
select   Name         
,Sex     from     employee    
order by sex    
;    
.defaults    
.format off   
.logoff    
.exit

BTEQの応答

次の2ページの応答が返されます。

1ページ目

*** Query completed. 21 rows found. 2 columns returned.
Pagebreak on 2
Name          Sex
-----------   ---
Newman P      F
Smith T       F
Chin M        F
Moffit H      F
Regan R       F
Leidner P     F
Brangle B     F
Marston A     F
Phan A        F

2ページ目

Pagebreak on 2
Name         Sex
----------   ---
Peterson J   M
Kemper R     M
Inglis C     M
Carter J     M
Aguilar J    M
Greene W     M
Watson L     M
Clements D   M
Omura H      M
Smith T      M
Russell S    M
Reed C       M

例2 – マクロによって出力されるPAGEBREAK

Teradata SQLマクロでは、使用例1のPAGEBREAKコマンドは次のようになります。

ECHO '.SET PAGEBREAK ON 2';