目的
この制御によって、ユーザーは、stdoutまたはEXPORT REPORTファイルで、フィールド モード カラムナ レポートのデータ行(タイトル以外)制限の制御範囲文字をBTEQが変換するかどうかを指定できます。
構文
使用上の注意
TRANSLATECTRLSTOSPACESコマンドを使用して、stdoutまたはEXPORT REPORTファイルで、フィールド モード カラムナ レポートのデータ行(タイトル以外)制限の制御文字をスペースに変換する処理を制御します。
- BTEQタイトル(ヘッダー/フッター)
- DBSタイトル(上部と側部に表示される列タイトル)
- データ行(フィールド モード列データ)
- データ行(フィールド モード列データ)
- BTEQタイトル(ヘッダー/フッター)
- DBSタイトル(上部と側部に表示される列タイトル)
上記の例外にはタブがあり、タブはBTEQタイトルとDBSタイトルでスペースに変換されることはありません。
どの制御文字が変換対象になるかについては、制御文字のフィールド モード変換を参照してください。
TRANSLATECTRLSTOSPACESの設定が影響するのはフィールド モードの出力のみです。レコード モード、標識モード、またはマルチパート標識モードの出力には影響しません。言い換えれば、TRANSLATECTRLSTOSPACES設定は、stdoutまたはEXPORT REPORTファイルに移動するこれらの応答ラインのみに影響しますが、EXPORT DATA、EXPORT INDICDATAまたはEXPORT DIFファイルに移動するものには影響しません。
また、この設定はカラムナ応答行にのみ影響します。例えば、SELECTまたはHELPクエリー出力には影響しますが、SHOWまたはCOMMENTクエリー出力には影響しません。
SET DEFAULTSコマンドは、TRANSLATECTRLSTOSPACES設定をONにリセットします。
TRANSLATECTRLSTOSPACESコマンドは、Teradata SQLマクロで使用できます。
例1 – TRANSLATECTRLSTOSPACES ON
.SET FORMAT ON .SET HEADING 'Titles On Top||&1||&PAGE' .SET FOOTING 'Titles On Top||&1||&PAGE' .SET PAGELENGTH 8 .SET TRANSLATECTRLSTOSPACES ON /* Default setting */ SELECT '31000102030432'xc; .SET HEADING 'Titles On Sides||&1||&PAGE' .SET FOOTING 'Titles On Sides||&1||&PAGE' .SET SIDETITLES ON .SET PAGELENGTH 6 SELECT '31000102030432'xc;
出力:
Titles On Top 1 2 1 '1 2' ––––––-- 1 2 Titles On Top 1 2 1 Titles On Sides 1 2 1 '1 2' 1 2 Titles On Sides 1 2
例2 – TRANSLATECTRLSTOSPACES OFF
.SET FORMAT ON .SET HEADING 'Titles On Top||&1||&PAGE' .SET FOOTING 'Titles On Top||&1||&PAGE' .SET PAGELENGTH 8 .SET TRANSLATECTRLSTOSPACES OFF /* No translations in data rows */ SELECT '31000102030432'xc; .SET HEADING 'Titles On Sides||&1||&PAGE' .SET FOOTING 'Titles On Sides||&1||&PAGE' .SET SIDETITLES ON .SET PAGELENGTH 6 SELECT '31000102030432'xc;
出力:
列データでは制御文字はスペースに変換されない一方、BTEQタイトルとDBSタイトルでは変換されていることに注意してください。
Titles On Top 1 2 1 '1 2' ––––––-- 1^@^A^B^C^D2 Titles On Top 1 2 1 Titles On Sides 1 2 1 '1 2' 1^@^A^B^C^D2 Titles On Sides 1 2 1