ST_Geometryタイプの最大サイズは、約16 MBです。これにより、約100万個の点データを表現できます。
16 MBの制限は、次のものに適用されます。
- ST_Geometryタイプ(キャスト、ST_Geometryコンストラクタ・メソッドなど)に渡されるあらゆるWKB表現
- ST_Geometryタイプ(キャスト、ST_AsBinaryなど)から返されるあらゆるWKB表現
- ST_Geometryタイプ(ToSQL変換、キャスト、ST_Geometryコンストラクタ メソッドなど)に渡されるあらゆるWKT表現
- 16 MBの制限を超えるWKBでジオメトリを生成するあらゆるST_Geometryメソッド(ST_Union、ST_Bufferなど)は、エラーとしてレポートされます。
ST_Geometryタイプ(キャスト、ST_AsTextなど)から返されるWKT表現が、約16 MBの制限を超えることがあります。このようなケースは一般に、対応するWKBは大きいが16 MB未満で、対応するWKTが16 MBを超えるときに発生します。返されたWKT表現が16 MBを超える場合は、サイズ制限を超えるため、このジオメトリのテキスト表現はST_Geometryオブジェクトに返せなくなる点に注意してください。このような場合は、代わりにWKB表現を使用してください。
LOB型およびUDT型に適用される制限は、LOBとして格納されるST_Geometry型にも適用されます。例えば、次の型の場合、テーブルに含まれるST_Geometry列の最大数は、テーブルに含まれるLOB列の最大数と同じになります。また、Teradataのロード ユーティリティではLOB型を直接ロードできないように、ST_Geometry型のロードもできません。