ヘルス状態の期間 - Teradata Vantage NewSQL Engine - Teradata Workload Management

Teradata Vantage™ ワークロード管理 ユーザー ガイド

Product
Teradata Vantage NewSQL Engine
Teradata Workload Management
Release Number
16.20
Published
2019年 3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-30
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B035-1197
Product Category
Software
Teradata Vantage

ヘルス状態を定義する際に、最小の制限期間と関連付けることができます。この理由を理解するために、次のシナリオを考えてみます。システムには性能が低下したときのREDヘルス状態と、良好なときのGREENヘルス状態があります。イベントがREDヘルス状態を引き起こすと、REDに関連する状態がトリガーされます。REDでは、スロットル制限が低く、フィルタ数が多く、ワークロード共有率が低い可能性があります。REDに推移した後、システムがすぐに良好なヘルス状態に戻る場合、システムがGREENのヘルス状態に推移し、より制限の厳しい値が解除された可能性があります。

継続的に状態が推移するのを防ぐために、ヘルス状態に最小の制限期間を設定します。これにより、システムの性能低下を引き起こしている問題が解決される確率が高くなります。内部イベント(ユーザー定義されていないイベント)によって発生するヘルス状態は、最小期間である10分(600秒)に設定することをお勧めします。