TASMには、次の機能を含む、ワークロードを管理するさまざまな方法が用意されています。
- フィルタは、指定された特性を持つリクエストを実行の開始前に拒否します。フィルタは、システム全体に適用されます。
- システム スロットルはシステム内のすべてのワークロードに対するリクエストの同時並行性を管理します。システム スロットルによって、スロットルのしきい値が超過した場合にシステムでいくつかのリクエストが遅延する可能性があります。
- セッション スロットルは、同時にログオンできるセッションの数を制限します。
- ワークロード スロットルは1つのワークロード内でリクエストの同時並行性を管理します。ワークロード スロットルによって、スロットルのしきい値が超過した場合にシステムでいくつかのリクエストが遅延する可能性があります。
- 分類は、このワークロードのルール下で実行するリクエストを制限する特性を定義し、特定のリクエストを管理するワークロードを決定します。分類基準には、元のアプリケーション、ターゲット データベース オブジェクト、またはリクエストの特性が含まれますが、これらに限定されません。
- イベントは、使用率やアクティビティをモニターし、アクションを実行します。
- 状態は、TASMがさまざまな状況でさまざまなルールをシステム ヘルスや時間枠に応じて適用できるようにします。
- ユーティリティ管理は、他のリクエスト アクティビティとは別にユーティリティの動作を制御およびカスタマイズします。
- 優先順位管理は、ワークロード ルールによる定義に従って、個々のリクエストが受け取るCPUおよびI/Oリソースの量を制御します。
- 例外管理はワークロード内の予期しない状況を検出し、リクエストの対象となるワークロードを変更するように自動的に作用したり、通知を送信したりすることができます。
TASMによるワークロードの管理方法は次のとおりです。