一般ビューのその他タブで次の間隔を設定できます。
- イベント間隔
- TASMが状態マトリクスに定義されているすべてのイベントを評価する頻度。デフォルトは60秒です。
- Flex Throttleのアクション間隔
- TASMがシステム リソースの可用性を評価する頻度。デフォルトは60秒です。
- ダッシュボード間隔
- TASMでワークロードに関するデータを収集する頻度。次の測定基準が含まれます。
- 到着
- 完了
- 遅延
- 例外
- 平均応答時間
- CPU使用率
- I/O使用率
- SLGを満たすリクエストの数
- ロギング間隔
- TASMでログ ファイルをメモリからディスクにフラッシュする頻度。次のログ テーブルがこの間隔で更新されます。
- TDWMSummaryLog
- TDWMExceptionLog
- TDWMEventLog
- TDWMEventHistoryLog
- 例外間隔
- TASMが例外をチェックする頻度。デフォルトは60秒です。この間隔は、実行時間の長いステップを検出するのに妥当な値です。
ダッシュボード間隔とロギング間隔はイベント間隔の倍数である必要があります。また、ロギング間隔はダッシュボード間隔の倍数である必要があります。これにより、ダッシュボード データおよびロギング データに対するサマリー データのスムーズなロール アップが実現されます。
例外間隔は、リクエスト期間が例外チェック間隔を超えたときに、リクエスト中に行なわれる例外チェックにのみ影響します。例外間隔は、各リクエスト ステップの最後にTASMによって行なわれる例外チェックには影響しません。
ヒント: 例外間隔はセッション頻度以下にすることをお勧めします。セッション頻度は、メモリ内のセッション レベルの統計を更新する頻度であり、PM/APIリクエストのSET SESSION RATEによって制御されます。
スキュー差を使用している場合は、検出精度の問題に注意してください。複数のアプリケーション(およびTASMの非同期例外チェック)によってMONITOR SESSIONコマンドが発行されると、常に、内部コレクション キャッシュがフラッシュされ、使用されている最短の間隔で累積が再開されます。30秒ごとに更新(MONITOR SESSIONを実行依頼)するようにTeradata Viewpointが設定されており、例外の間隔が60秒に設定されている場合、Viewpointは30秒ごとに新しいデータを受け取ってキャッシュをリセットします。TASMによってMONITOR SESSIONコマンドが発行されると、60秒ではなく、30秒のみの累積データが含まれることになります。
ヒント: TASMで使用されるMONITOR SESSIONデータを可能な限り完全に保つために、MONITOR SESSIONを使用する他のPMPCアプリケーションでは例外の間隔よりも長い間隔でこれを実行することをお勧めします。この方法により、他のPMPCアプリケーションにおいて、TASMが収集するPMPC統計が常に取得され、スキュー差の値の計算でTASMの精度が維持されます。
追加のタイマーであるDBQLFlushRateは、DBS制御ユーティリティの一般フィールドで定義され、すべて DBQLテーブル(ステップ、オブジェクト、およびSQLテーブルを含む)をフラッシュする頻度をシステムに指示します。ロギング間隔により、追加の頻度でDBQLogTblがフラッシュされることになります。