TASM例外では、スキューがあるリクエストを検出できます。ただし、1つのノードで実行されているアプリケーションなどのシステム全体のスキューを検出するには、システム イベントを作成する必要があります。システム イベントCPUスキューは、セッションやアプリケーションの不均衡など、任意のタイプのスキューを検出できます。通常、TASMがシステム スキューを検出すると、DBAにアラートを送信し、DBAは手動で調査および対応を行ないます。
一時的なスキューと永続的なスキューを区別するために、平均制限オプションを使用することをお勧めします。
共存システムでCPUスキューを使用する場合は、トリガーしきい値を組み込みシステムの不均衡に適した値に調整します。例えば、完全にバランスの取れたワークロード環境で新しい10個のノードを100%使い果たす場合、古い10個のノードの一般的な使用率は95%です。ここで、組み込みシステムのスキューは(100 - 95) / 100 = 5%です。この場合、CPUスキュー スキュー パーセントを5%より大きい値に設定します。