目的
list_configurationコマンドは、デーモンの構成とパフォーマンスの設定が含まれているファイルを1つ出力します。イベント テーブルの構成設定も含まれます。
パラメータ
パラメータの順序を参照してください。
- dir
- (オプション)デーモンの構成設定の出力ディレクトリ。ディレクトが存在しない場合は、ディレクトリが作成されます。
- dm.rest.endpoint
- (オプション)実行時に別のRESTサーバーに接続する(その結果別のデーモンに接続する)ために、Data Mover RESTサーバー URLを入力して、commandline.propertiesファイルに指定されているデフォルト値を上書きします。
- filename
- (オプション) 保存する構成ファイルの名前。既存のファイル名は上書きされます。
- security_password
- (オプション)スーパー ユーザーまたは許可されたViewpointユーザーのパスワード。
- security_password_encrypted
- (オプション) スーパーユーザーの暗号化されたパスワード。
- security_username
- (オプション)スーパー ユーザーまたは許可されたViewpointユーザーのユーザーID。スーパーユーザーのユーザーIDはdmcl_adminで、変更できません。
使用上の注意
ファイル情報を編集してから、save_configurationコマンドを使用してファイルをデーモンに保存します。
構成可能なオプションとしては、次のものに対する設定があります。
- データ ディクショナリ ビュー
- ソースとターゲットのTeradata Databaseシステム間のコピー方向の強制
- オンライン アーカイブ
- Teradata Databaseシステムがターゲットとして使用されることの防止
- 既存オブジェクトの上書き
- イベント テーブルに対して生成されるメッセージ
- パフォーマンス チューニング
- Teradata Ecosystem Managerとの対話
- コマンドライン インターフェースとData Moverポートレットのセキュリティの管理
- クライアント暗号化
XMLファイルの例
list_configurationコマンドの場合は、datamove list_configuration -f parameters.xmlと入力します。
次の例では、パラメータ ファイルがData Moverデーモン構成を/home/datamover/config/configuration.xmlに書き込みます。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes" ?> <dmListConfiguration xmlns="http://schemas.teradata.com/dataMover/v2009" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xsi:schemaLocation="http://schemas.teradata.com/unity/datamover.xsd"> <dir>/home/datamover/config</dir> <filename>configuration.xml</filename> </dmListConfiguration>