パスワードのセキュリティ - Teradata Data Mover

Teradata® Data Mover ユーザー ガイド

Product
Teradata Data Mover
Release Number
17.05
Published
2020年10月
Language
日本語
Last Update
2020-12-18
dita:mapPath
ja-JP/xxl1591023586203.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/xxl1591023586203.ditaval
dita:id
B035-4101
Product Category
Analytical Ecosystem

セキュリティを確保するために、パスワードはテキスト形式ファイルに格納せず、あるいはパスワードをparameters.xmlで指定しないことが推奨されます。例えば、パスワードおよびログオン メカニズムに必要なパラメータは、parameters.xmlではなくコマンドラインで直接指定するのが最善の方法です。

以下の例では、parameters.xmlを使用してテーブルをコピーしていますが、次のパラメータを使用して、コマンド ラインでログオン メカニズムのパスワードとパラメータを指定しています。
  • ソース パスワード: 123456789
  • ソース ログオン メカニズムのパラメータ: joe@domain1@@mypassword
  • ターゲット パスワード: 332675411
  • ターゲット ログオン メカニズムのパラメータ: margaret@domain2@@newpassword
datamove move -source_password 123456789 -source_logon_mechanism_data joe@domain1@@mypassword 
-target_password 332675411 -target_logon_mechanism_data margaret@domain2@@newpassword -f parameters.xml

これらのセキュリティに関する考慮事項のため、Data Moverでは、parameters.xmlにパスワードとログオン メカニズムのパラメータを含める必要はありませんが、コマンドラインの使用時はこの情報を指定する必要があります(この情報を必要とするコマンドの場合)。必要なセキュリティ パラメータの値をコマンドラインで指定しないと、その情報が要求されます。