既存オブジェクトの上書き時のエラー |
上書きオプションは、ターゲットに存在するテーブルの上書きが許可されるかどうかを示します。overwrite_existing_objectsパラメータの値がfalseで、テーブルがターゲットに存在する場合、ジョブの作成時に次のエラー メッセージが生成されます。テーブルXXは、ターゲットに存在します。OverwriteExistingOjbectsプロパティをtrueに変更して再試行してください。 |
新規ジョブの作成中にエラー メッセージが表示された場合は、create.xmlでoverwrite_existing_objects要素の値をtrueに変更するか、createコマンドのoverwrite_existing_objectsパラメータを変更します。既に作成済みのジョブではこのオプションは変更できないため、必要に応じて新規ジョブを作成してください。falseとして指定された上書きオプションでジョブが作成され、ターゲットに存在していたテーブルがジョブの作成と実行の間にターゲットで削除された場合、ジョブの実行時にテーブルはターゲットに作成されません。 |
Data Moverエージェントが存在しない |
コマンドラインで次のエラーを受信します。デーモンはエージェントを見つけられません。ジョブを実行するには、少なくとも1つのエージェントが必要です。 |
/etc/init.d/dmagent statusを実行して、いずれかのData Moverエージェントが現在オンラインになっているかどうかを確認します。オンラインのData Moverエージェントがない場合は、Data MoverエージェントがインストールされたTeradataサーバーに移動して、次の処理を実行します。 - /etc/init.d/dmagent statusを実行して、Data Moverエージェントがアクティブかどうかを決定します。
- Data Moverエージェントがアクティブでない場合、/etc/init.d/dmagentを実行して起動します。
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テーブルがターゲット システムにコピーされない |
テーブルが入力XMLファイルに表示されているのにターゲットTeradata Databaseシステムにコピーされません。 |
次の処理のいずれかを試行して、原因を特定することができます。- statusコマンドを、output_levelを4にして実行し、障害の原因を確認します。
- イベントをTeradata Ecosystem Managerに送信するようにデーモンを構成し、ジョブを再実行してTMSMEVENTメタデータ テーブルを確認します。
- XMLファイルのlog_level要素の値を99に設定し、ジョブを作成してそのジョブを開始します。statusコマンドを、output_levelを4にして実行し、障害の原因を確認します。
- list_agentsコマンドを使用して使用可能なすべてのエージェントを一覧表示し、少なくとも1つのエージェントが実行中であることを確認します。
- /var/opt/teradata/datamover/logsにあるdmDaemon.logファイルを確認します。
- /var/opt/teradata/datamover/logsにあるdmAgent.logファイルを確認します。
- Teradata® Data Moverサービスをすべて再起動し、失敗したジョブを再実行します。Teradata® Data Mover ActiveMQサービスを再起動するには、ディレクトリを/etc/init.dに変更し、次のコマンドを実行します。
tdactivemq stop
tdactivemq start
デーモン サービスを再起動するには、ディレクトリを/etc/init.dに変更し、コマンドラインに次のように入力します。dmdaemon stop
dmdaemon start
エージェント サービスを再起動するには、ディレクトリを/etc/init.dに変更し、コマンドラインで次のように入力します。dmagent stop
dmagent start
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