TeradataからTeradataにテーブルを移動する場合、テーブルの行数を確認することができます。
値は大文字と小文字が区別されません。
- テーブルの行数を確認するには、テーブル オブジェクトにvalidate_row_countを追加します。
<table selection="included"> <name>MyTestTable_1</name> <validate_row_count>all</validate_row_count> </table>
次の表は、validate_row_countの有効な値を示します。値 説明 ALL
行数の確認はテーブル全体に対して実行されます。
このオプションは部分テーブル コピーに使用することができます。例えば、ソース テーブルとターゲット テーブルが同期されていることを検証する場合、部分テーブルがコピーされた後に完全テーブルの行数を確認します。
NONE
行数の確認は実行されません。
これがデフォルトです。
PARTIAL
行数の確認は、コピーされたデータのサブセットに対して実行されます。このオプションは部分テーブル コピーにのみ使用することができます。完全テーブル コピーで使用した場合、エラーが発生します。
部分的な行数の確認では、ソース システムとターゲット システムの両方にWHERE句があります。ほとんどの場合、Data Moverは行数の確認クエリーの実行時に、WHERE句内のテーブル名を置き換えません。ただし、例外が1つあります。WHERE句に完全修飾ソース テーブル名が含まれている場合にそのテーブルの再配置または名前の変更が実行されると、完全修飾ソース テーブル名は完全修飾ターゲット テーブル名に置換されます。
予期される動作の例を以下に示します。ソース オブジェクト WHERE句 ターゲットのWHERE句 完全修飾ソース オブジェクト WHERE col1 in select c1 from sourcedb.sourcetable;
WHERE col1 in select c1 from targetdb.targettable;
WHERE col1 in select c1 from "sourcedb"."sourcetable";
WHERE col1 in select c1 from "targetdb"."targettable";
非完全修飾ソース オブジェクト WHERE col1 in select c1 from sourcetable;
WHERE col1 in select c1 from sourcetable;
完全修飾の非ソース オブジェクト WHERE col1 in select c1 from sourcedb.tableA;
WHERE col1 in select c1 from sourcedb.tableA;
- statusコマンドを、output_levelを3以上にして入力し、行数の確認結果を表示します。これにより、テーブル名、ソースとターゲット システムの行数、行数が同期されているかどうか、および確認の種類がPARTIALまたはALLのどちらであったかが表示されます。