クエリー バンドを使用して、Teradata Databaseのセッションまたはトランザクションにタグを付けます。Data Moverでは、デーモン構成パラメータjob.default.queryband.enabledを使用して、デフォルトのクエリー バンド機能を有効または無効にできます。デフォルトのクエリー バンド機能が有効な場合、Data Moverは次の例のようなデフォルトのデーモンレベルのクエリー バンドjob.default.querybandプロパティ値を使用します。
ApplicationName=DM;Version=16.20;
デフォルトのクエリー バンドのプロパティ値は、enabledまたはdisabledコマンドjob.default.queryband.enabledで更新できます。このプロパティ値は、コマンド パラメータlist_cofigurationおよびsave_configurationで使用されます。
create、move、またはeditジョブの実行時に、query_band xmlタグまたはREST queryBand値を使用して、ジョブ レベルでクエリー バンド値を指定できます。デフォルトのクエリー バンド機能が無効になっている場合は、クエリー バンドを使用するには、ジョブ レベルでクエリー バンド値を指定する必要があります。それ以外の場合は、クエリー バンドは使用されません。
- 適切なクエリー バンド レベルの手順を使用して、クエリー バンドのプロパティ値を設定します。
クエリー バンド レベル ステップ ジョブ レベル ジョブ レベルでは、クエリー バンドの優先順位はデーモン レベルのデフォルトのクエリー バンドよりも高くなります。 - 最後の終了タグ</dmCreate>の前に<query_band></query_band>要素を追加して、移動するオブジェクトのリストを含むジョブ定義を作成します。
- 次の例のように、クエリー バンド要素の間にセミコロン区切りの名前値ペアの組み合わせとしてクエリー バンド情報を入力します。
<query_band>Job=payroll;Userid=aa1000000;Jobsession=1122;</query_band>
- ジョブの作成、移動、編集コマンドを使用して、<query_band>値を追加または変更します。
デーモン レベル デーモン レベルでは、クエリー バンド設定はすべてのジョブに適用されます。プロパティ値を更新するには、list_configurationまたはsave_configurationコマンドを使用します。 - デフォルトのクエリー バンド機能を有効にするには、job.default.queryband.enabledプロパティをtrueに設定します。
- デフォルトのクエリー バンド プロパティ、job.default.querybandを、適切な値で設定します。