GRANT (MONITOR形式) - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - SQLデータ制御言語

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.05
17.00
Published
2020年6月
Language
日本語
Last Update
2021-03-30
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ja-JP/lmb1556233084626.ditamap
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B035-1149
Product Category
Software
Teradata Vantage

システム全体の性能モニターの権限を与えます。

必要な権限

モニター形式のGRANTを使用する場合は、MONITOR権限を持っていることが必要です。

これらの権限は、すべてのセッションのすべてのアプリケーションを監視する許可を得たユーザーにのみ与えられるべきです。

低いレベルのMONITOR権限は、存在しません。この権限の有効範囲は、常にグローバルです。例えば、データベース管理者は、ユーザーAddamsに自分のアプリケーションのみをセッション レベルで監視する能力を与えることができません。代わりに、データベース管理者は、Addamsにすべてのセッションによるすべてのアプリケーションをセッション レベルで監視する許可を与えなければなりません。

現在MONITORパーティションを使用している人を判別するためには、以下の問合わせを発行します。

SELECT UserName, IFPNo
FROM DBC.SessionInfoV
WHERE partition = 'MONITOR';

GRANT文は、特定の権限の指定にだけ使用されます。

データベースまたはユーザーの所有権を譲渡するには、GIVEを参照してください。

構文

GRANT {
  MONITOR [ PRIVILEGES | BUT NOT monitor_privilege [,...] ] |
  monitor_privilege [,...]
}
  TO {
       { grantee [,...] | PUBLIC } [ WITH GRANT OPTION ] |
         role_name [,...]
     } [;]

構文要素

MONITOR PRIVILEGES
指定された受領者に、MONITORに関連するすべての権限を付与します。WITH GRANT OPTIONを指定しない限り、MONITOR PRIVILEGESは、指定された権限を別のユーザーに与えることを許可しません。
MONITOR BUT NOT
指定した受領者は、BUT NOTの後に指定したものを除いて、付与可能なすべての権限を受け取ることになります。これらの権限を付与する能力を含める場合には、WITH GRANT OPTIONを明示的に指定しなければなりません。
monitor_privilege
有効なモニター権限。
有効なモニター権限のリストについては、モニター権限を参照してください。
grantee
[ALL] user_name
role_name
ALL
指定したオブジェクト権限セットを、指定したデータベースまたはユーザー、およびそのデータベースまたはユーザーによって現在と将来に所有されるすべてのデータベースまたはユーザーに与えます。
user_name
指定したMONITOR権限を与えられるユーザーまたはデータベースの名前。最大25個の名前を指定することができます。
user_nameは、すでにシステム内に定義済みのユーザーの識別子でなければなりません。
PUBLIC
権限が、すべての既存および今後のデータベース ユーザーに継承されることを示します。
WITH GRANT OPTION
権限を与えられるユーザーが、WITH GRANT OPTIONとともに権限を受け取ることを示します。このオプションを指定しない場合、受領者は付与オプションのない権限セットを受け取ります。