ディクショナリ テーブルDBC.ConnectRulesTblは、プロキシ ユーザーがプロキシ接続を行なうために使用可能な、信頼済みユーザーとロールについての情報を格納します。テーブルには、trusted_user_name:proxy_user_nameの組合せごとに1行が格納されます。
システムによってGRANT CONNECT THROUGHリクエストが処理されると、次に示す指定した各ペアの行がDBC.ConnectRulesTblに書き込まれます。
- 信頼済みユーザー名:永久ユーザー名
- 信頼済みユーザー名:アプリケーション ユーザー名
この行は、信頼済みユーザーまたは永久ユーザーのどちらかを削除するまで維持されます。
信頼済みユーザーにWITH TRUST_ONLYを付与すると、<Teradata Database>は次の情報を含むDBC.ConnectRulesTblに行を追加します。
- TrustUserId
- ProxyUser=space_characters
- TrustOnly=Y
さらに、<Teradata Database>はDBC.ConnectRulesTbl内でTrustUserId=specified_TrustUserIDの値を持つすべての行を更新し、TrustOnly=Yに設定します。
信頼済みユーザーからWITH TRUST_ONLYを取り消すと、Teradata DatabaseはDBC.ConnectRulesTbl内のTrustUserId=specified_TrustUserIDの行をすべて更新して、TrustOnly=Nに設定します。
ルールを管理する監査証跡を提供するために、権限を取り消してもユーザーを削除しないときには、Teradata Databaseはその行を保持します。
次のリストは、TRUST_ONLY権限が信頼済みユーザーに付与されている場合と、付与されていない場合のDBC.ConnectRulesTbl.GrantStatusの値を示しています。
- DBC.ConnectRulesTbl.GrantStatusがGに設定されている場合は、trusted_userにTRUST_ONLY権限が付与されます.
- DBC.ConnectRulesTbl.GrantStatusがRに設定されている場合は、trusted_userからTRUST_ONLY権限が取り消されます.